色々…

今日は書きたいニュースがいっぱいあったのですが、
キリが無いので絞ります(笑)


中国製Tシャツで乳幼児の体に湿疹が出たそうです。
このブログにちょくちょくコメントを頂くある知人も、
中国製Tシャツを着て湿疹が出た!
と嘆いておりましたが、表沙汰の事件となってしまいました。

中国製Tシャツで乳幼児湿疹


 大阪市中央区の衣類製造販売会社「コージィコーポレーション」が販売した中国製の乳幼児用Tシャツから有害物質のホルムアルデヒドが検出され、同市保健所は4日、販売中止を指導した。


 同社は、販売済みの同種Tシャツ約3000枚の自主回収を進めるほか、乳幼児向け衣類全約10万点の販売を中止、自主検査する。


 同市保健所などによると、検出されたのは、黄色の「ENJOY Tシャツ」。同社が販売した別のTシャツを着た兵庫県尼崎市の女児(9か月)に、Tシャツの形に湿疹(しっしん)が出たため母親が尼崎市保健所に相談し、両保健所で調査していた。同社によると、このTシャツは中国製で、商社を通じて同社が購入した。文字などをプリントするインクの溶剤にホルムアルデヒドが含まれ、残留していた可能性がある。


 同社には「乳幼児の体に湿疹が出た」との苦情が3件寄せられている。


 同社は全国37か所で「スターベイションズ」の名で店舗を展開。問い合わせは同社(0120・70・2392)へ。


(2008年4月5日 読売新聞)


チベットでの問題ですが、遂に日本仏教会の一部も動き出した模様です!
色々と柵があり、黙りをしていた仏教会ですが、
天台宗の別格本山「書寫山圓教寺」の大樹執事長は勇気ある行動に出ました。


4月5日11時頃、関西テレビの「ぶったま!」という番組で、
大樹執事長が生出演、自らの言葉で声明を出されました。


全文、テレビからの口述筆記を下記に記載します。
また、このブログはMySpaceとも繋がってますので、
少しでも多くの方に伝えるため、英語でも記載します。


・日本語


いま私たち日本の仏教者の真価が問われています。チベットでの中国の武力行動によって、宗教の自由が失われる事に、心から悲しみと止むに止まれぬ抗議を表明せずにはいられません。私たちはあくまでも宗教者、仏教者として僧侶をはじめとするチベット人の苦しみをもはや黙って見過ごす事ができません。チベット仏教の宗教的伝統をチベット人の自由な意思で守ると言う事が大切な基本です。皆さんは日本の全国のお坊さんがどうしているのかとお思いでしょう。日本の各宗派、教団は日中国交回復の後、中国各地でご縁のある寺院の復興に力を注いできました。私も中国の寺院の復興に携わりました。しかし、中国の寺院との交流は全て北京(政府)を通さずにはできません。ほとんど自由が無かった。これからもそうだと全国のほとんどの僧侶は知っています。そして日本の仏教教団がダライ・ラマ法王と交流する事を北京(政府)は不快に思う事も知られています。あくまでも、宗教の自由の問題こそ重大であると私は考えています。しかし、チベットの事件以来、3週間以上が過ぎてなお、日本の仏教会に目立った動きは見られません。中国仏教会が大切な友人であるなら、どうして何も言わない。しないで良いのでしょうか?ダライ・ラマ法王を中心に仏教国としての歴史を重ねてきたチベットが今、亡くなろうとしています。私たちは宗教者、仏教者として草の根から声をあげていかなければなりません。しかし、私の所属する宗派が中国の仏教会関係者から抗議を受けて、私はお叱りを受ける可能性が高いし、このように申し上げるのは私たちと行動を共にしましょうという事ではないのです。それぞれのご住職、壇信徒の皆さんがこれをきっかけに自ら考えていただきたいのです。オリンピックに合わせて中国の交流のある寺院に参拝予定の僧侶もいらっしゃるでしょう。この情勢の中、中国でどんなお話をされるのでしょう。もしも宗教者として毅然とした態度で臨めないのならば私たちはこれから、信者さん檀家さんにどのような事を説いて行けるのでしょう。私たちにとってこれが宗教者、仏教者であるための最後の機会かも知れません。書寫山圓教寺執事長大樹玄承 平成20年4月5日

・English


We, Japanese Buddhist monks are now put to the test. We cannot help expressing our deep sadness and protest against China's military actions in Tibet that deprive Tibetans from religious freedom. As religionists and Buddhist, we cannot overlook Tibetan monks and people's suffer any more. The most important thing is that Tibetans preserve their religious tradition of Tibetan Buddhism (Lamaism) by Tibetan people's free intention. You might wonder what monks throughout Japan are doing. Each sect and religious organization in Japan have devoted their energies to the restoration of Buddhist temples related to their temples in various parts of China after the normalization of diplomatic relations between Japan and China. I myself was also involved in the restoration of Buddhist temples in China. However, it was not possible to exchange with Buddhist temples in China without the approval of Beijing (government) and actually we had no freedom. Most monks across Japan know this and think that this might be unchanged even in the future. We also know that Beijing (government) feels unpleasant when Japanese Buddhist organizations exchange with the Dalai Lama. I think that religious freedom is the most important issue. However, Japanese Buddhists have not expressed anything in 3 weeks or more after the Tibetan case broke out. If Chinese Buddhism association is our important friend, why do we tell nothing to it? Is it good without doing? Tibet that has accumulated its history as a Buddhism country with the leadership of the Dalai Lama is about to disappear. To save them, we should give the voice from grass roots as religionists and Buddhists. However, if we do, Chinese Buddhists concerned may protest the religious sect I belong to and I may be scolded by it. So, it does not mean that I request you to act together with me. But, I ask you who are Buddhist monks and supporters to think voluntarily with this case as a start. Some of you as Buddhist monks may plan to visit the temples related to your temples during the Beijing Olympics 2008. Under such circumstances, what will you talk with them? If you are not able to say your opinion to your Chinese counterparts in a resolute attitude, what can we preach to our supporters and followers in Japan? This might be the last chance for us as religionists and Buddhists.