がん探知犬
犬の鼻は非常に優れていることは勿論知ってますが、息で癌が判別できる程優れているとは知りませんでした。
めちゃくちゃすごいですね、息を嗅ぎ分けるだけで9割以上の精度で判別できるんですよ。
でも何となく白血病は無理っぽそうな気がするんですが、どうなんでしょうか。
流石に血液ですからね。
でもこれが判別できたらもっと驚きです。
- 作者: 国立がん研究センター がん対策情報センター
- 出版社/メーカー: 学研メディカル秀潤社
- 発売日: 2011/03/02
- メディア: 単行本
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がん探知犬、においで患者ピタリ…精度9割超
読売新聞 12月11日(土)15時6分配信
がん検診はお任せ――。
九州大医学部第二外科の前原喜彦教授らのグループが、がん患者特有のにおいが分かる「がん探知犬」に、大腸がん患者の呼気などをかぎ分ける実証試験をした結果、9割以上の精度で患者を判別できた。研究成果は英国の医学誌「GUT」に掲載される。
探知犬は、千葉県南房総市の「セントシュガー がん探知犬育成センター」が飼育しているラブラドルレトリバー(9歳、雌)。名前は「マリーン」で、海難救助犬として飼育されていたが、嗅覚や集中力が特に優れていたことから、がんのにおいをかぎ分ける訓練を受けている。
グループは2008年6月から09年5月にかけ、福岡、佐賀県内の2病院で、消化管の内視鏡検査を受けた約300人から呼気と便汁を採取。内視鏡検査で大腸がんと分かった患者の1検体と、がんではなかった患者の4検体を一つのセットにして、探知犬に挑戦させた。呼気では36セットのうち33セット、便汁では38セットのうち37セットで「正解」をかぎ分けた。