CML患者から見たTPP

TPPについては以前から話題になってますが、書いてみることにしました。
実際のところ、医療分野についてどうなってしまうのか気になっていました。
TPP反対派の言うように、実際に国民皆保険が廃止されることになるのか。
他のCML患者さんのブログや掲示板、SNSなど見回って見ましたが、TPPについて書いてありませんでした。
やっぱり実際のところは問題なさそうなんでしょうか?


医療分野は対象外と国民に説明していたはずが、実際は医療分野も対象になりうる事を政府が隠蔽していた、なんてソースもありますし、個人的には気になります。
今、高額医療費制度については中間所得層を細分化するなど改正案が議論されてますが、そもそも国民皆保険が無くなれば高額医療費制度自体吹き飛ぶと思います。
今現在、グリベックを高額医療費制度と制度の性質を利用した3ヶ月纏めて処方で3ヶ月分が約44,400円で購入出来ます。
グリベックの薬価が1錠2,749円ですから、3ヶ月分を約100万円で購入しなければいけなくなるのでしょうか?
当然ながらスプリセルやタシグナはもっと高額になります。
こうなると、少なくとも僕自身は払えません。
死ぬしかありませんね。
仮に自己破産したとしても、結局生きるために必要な薬は高額に変わりないですし。



TPP亡国論 (集英社新書)

TPP亡国論 (集英社新書)

TPP交渉参加、野田首相表明へ=APEC前、10日で調整


時事通信 11月2日(水)16時59分配信


 野田佳彦首相は2日、環太平洋連携協定(TPP)交渉に参加する方針を固めた。10日に記者会見して表明する方向で最終調整する。複数の政府関係者が明らかにした。民主党内では推進派と慎重派の対立がなお続いているが、米国など9カ国が12日からのアジア太平洋経済協力会議APEC)首脳会議の際に大枠合意する見通しであることから、首相はAPEC後に決着を先送りすべきでないと判断した。
 首相は就任以来、TPP交渉参加への強い意欲を繰り返し示しており、2日の参院本会議でも「世界の成長エンジンであるアジア太平洋地域の成長力を取り込む観点や、農業再生との両立を図る課題などを踏まえ、できるだけ早期に結論を出す」と強調した。