薬の変更、最近のCML情報について

今日は病院の日でした。
先週の遺伝子検査の結果が帰ってきており、22コピー(TMA法)でした。
血液はいつもの如く、副作用で若干血球が減り、アレルギー値は高い状態です。
順調ではあるものの、グリベックの効果が凄まじく出ているという訳ではないので、自分の場合は恐らくグリベックだけでは完治出来ないだろうと言われました。

薬の変更


グリベック服用から2年経った事で、前々から言われてた治験への参加条件が整い、どうするかと問われました。
まぁ、どっちも一長一短だと思うんですが、どうしましょうか〜(笑)
治験が終わるまでは返答はいつでも良いのでまだ悩んでます。


自分の気持ち的には、どちらかというとあまり変化を望まず、完治は不可能かもしれないけど薬を飲み続ける今のままの方が良いかなと思ってます。
しかしながら、頭の中ではスプリセルの服用を始めた方が良いのかな、とも考えています。
ブログでも何度か書いてるように、直接この病が原因によって死去するリスク・確率よりも経済的なリスクの方が大きいと思ってます。
最近話題のTPPなど、今後日本の社会、制度はどう変わっていくのか分かりません。
また、自分自身の何らかの事情により薬が服用出来なくなる可能性もあります。
もし現実に経済的事由により薬の服用が不可能になった場合、スプリセルを今から服用した方が、生きれる確率はグリベックの服用を続けた場合よりもあると思います。
グリベック服用の場合は上記でも書いているよう、恐らく完治は出来ませんので、服用を中断すればアウト、何年かすれば白血球は血液検査で分かるくらい増殖します。
スプリセルだったら、完治しているかもしれない可能性はグリベックよりはあります。
でもスプリセルにすると、代表的な副作用である胸水の検査、レントゲンを撮ったりしなければなりませんし、治験はスプリセルで完治しうるのかどうかを目的としてるので、もし休薬して白血病細胞が増殖を始めて再服用になった場合、高額療養費制度の多数該当から外れると思われるので、医療費が高くなったり。


とまぁ、そんな事をあーだこーだ考えています。

最近のCML情報


最近あまりCMLの情報を自らは得てなかったりして、収穫でした。
ずばり、子作りについてです(笑)


自分の知っている知識では、女性はアウト、男性はグレーといったものでした。
それが最近の報告によると、男性はグレーであるものの黒に近いグレーのようなのです。
米国での報告例など教えて貰いました。
しかし女性にしろ男性にしろ、個人的には不思議な印象を受けます。
軽い副作用はあるものの、がん患者とは思えない程至って普通に生活してますので、感覚的には、生まれてくる子供に影響が出てしまうものなのかと。
まぁでも副作用が軽いとはいえ、普通の薬とは違って直接細胞に作用する重い薬ですからね。
人間の体は複雑ですし、何らかの作用があって子供にも影響が出てしまうのでしょうね。
ということで、子供が欲しい場合は休薬して精子を保存したり、一時的にインターフェロンに切り替えたり対処した方が良いようです。
もっとも、これは相手があってのことですので、相手のいない自分はあまり関係ありません^^;(笑)
将来、運、縁があって相手が出来た場合は、その時考えます。
主治医は、自分が社会的には若いからいつも教えるのでしょうね。



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