馬英九総統が再選

台湾総統選挙、また国民党の勝利ですね。
個人的には、ならず者国家に吸収されることなく、独立を勝ち取って欲しいと思ってるので残念な結果です。


残念に思いつつも、もし某国が選挙に全く裏介入していないのであれば、国民党は一定の実績を残しているということ何だと思います。
日本の民主党、とてもじゃないけど次期選挙で再選するとは思えません…。



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馬英九総統が再選=民進党の蔡氏に勝利―対中関係さらに強化へ―台湾


時事通信 1月14日(土)21時19分配信


 【台北時事】台湾総統選挙は14日、投開票され、与党・国民党の現職、馬英九総統(61)が野党・民進党の女性党首、蔡英文主席(55)と親民党の宋楚瑜主席(69)を破り、再選された。馬政権が1期目に進めてきた中国に対する融和的な政策が支持されたことになり、選挙結果を追い風に2期目には経済関係を一段と強化するとともに、政治対話まで踏み込む可能性も出てきた。
 勝利宣言した馬氏は「台湾人民の勝利だ。両岸(中台)政策が支持された結果だ」と訴え、「有権者は両岸を和平に導き、危機を商機に変えた国民党を評価してくれた」と強調した。一方、蔡氏は敗北した責任を認め、民進党の主席を辞任すると表明した。
 馬氏は自身の人気低迷や与党系の分裂という逆風の中、政権与党としての4年間の実績を強調するとともに、実質的な一騎打ちとなった蔡氏に対してネガティブキャンペーンを展開するなど支持者の引き締めを図り、選挙戦を制した。
 選管の集計結果によると、得票率は馬氏51.6%(約689万票)、蔡氏45.6%(約609万票)、宋氏2.8%(約37万票)。投票率は74.4%で、前回(2008年)の76.3%を下回った。任期は4年。
 今回の総統選で、国民党は元国民党の宋氏出馬による与党系の分裂という強い逆風にさらされたが、陣営内の豊富な選挙資金や厚い基礎票を総動員した。争点の一つとなった対中政策では、中国で多額の投資をする大企業経営者らが馬氏を支持。一部有権者に「中台統一」への警戒感が高まったものの、多くの有権者は中国との経済関係の安定や拡大を望んだ格好だ。