ソニー、Ultrabookを初投入

各社Ultrabookが続々登場してますね。
先日、自作PCのことに振れましたが、PCはUltrabookでもそれなりに充分なスペックですし、コンパクトですし、ますます自作PCはニッチなところでしか使われなくなりそうです。
iPadを始めとしたタブレットもありますし、余計に。
僕自身も音楽制作以外はiPadがメインですし。


ソニーがノート夏モデル発表、13.3型と11.6型の同社初ウルトラブックを投入


nikkei TRENDYnet 6月4日(月)13時37分配信


 ソニーは2012年6月4日、「VAIO」のノートパソコンの夏商戦向けモデルを6月9日から順次実売すると発表した。インテルの第3世代Core iプロセッサーを多くの機種に採用して基本性能を底上げしたほか、インテルが推進するノートパソコンの新しいカテゴリーである「ウルトラブック」も投入する。


 タブレットスマートフォンのように、シャットダウンせずに使えるように起動時間を短縮しているのも夏商戦向けモデルの特徴だ。液晶を開くとすぐに再開し、閉じると作業状態を保存される。独自のデータ保護技術を盛り込むことで、スリープ時のデータ紛失の危険性を抑えた。音質の改善や電源オフ時のUSB充電機能の搭載など細かな点も改良している。


VAIO T/S(13)/Z/E


 モバイルノートは、夏商戦で新たに投入するウルトラブック「VAIO Tシリーズ」、13.3型ワイド液晶を備える「VAIO S(13)シリーズ」、ハイスペックな「VAIO Zシリーズ」、10万円を切る低価格な「VAIO Eシリーズ」を発売する。


 VAIO Tシリーズは、VAIO初のウルトラブック。13.3型ワイドモデルと11.6型ワイドモデルの2機種を投入する。天板などにはアルミヘアライン加工を施している。どちらも500GBのHDDと高速起動用の32GBのSSDを搭載。ディスプレイの解像度は1366×768ドット。CPUにはデュアルコアCore i5-3317U(1.70GHz)を採用する。バッテリー駆動時間は約6.5時間、重さは13.3型モデルが1.6kg、11.6型モデルが1.42kg。


 ウルトラブックに多いくさび形ではなく、フラットな形状にすることで、VGAHDMI、LANなどのインターフェースを搭載。アダプターなしで各ケーブルやメモリーカードを接続できる。ねじれなどにも強いという。


 VAIO S(13)シリーズは、13.3型ワイド液晶を備えるモバイルノート。CPUを第3世代のCore iプロセッサーを採用して基本性能を高めた。描画処理用のグラフィックスユニットも強化している。ビジネスパーソンや学生向けにWindows 7 Professionalを採用した機種も引き続き販売する


 VAIO Zシリーズは、同社の最上級のモバイルノート。グラフィックスチップと光学ドライブを備える「Power Media Dock」を別売りにして価格を17万円前後に抑えた。CPUには最新のCore i5-3210M(2.50GHz)を採用する。


 VAIO Eシリーズは、春モデルの「VAIO Yシリーズ」の後継機種だ。安いのが特徴で予想実売価格は9万円前後。CPUにはAMDのE2-1800(1.70GHz)を搭載する。ディスプレイは11.6型ワイド(1366×768ドット)。


VAIO S(15)/E


 A4ノートは、「VAIO S(15)シリーズ」と豊富なバリエーションの「VAIO Eシリーズ」を発売する。


 VAIO S(SE)シリーズは、重さ約2kgとA4ノートとしては軽くてスリムなのが特徴だ。バッテリー駆動時間も6時間と長い。ディスプレイはフルHD解像度の15.5型ワイド。夏商戦向けモデルは、CPUにクアッドコアCore i7-3612QM(2.10GHz)を採用して基本性能を底上げした。


 VAIO Eシリーズは、2種類の14型ワイドモデルと15.5型ワイドモデルの3タイプをラインアップする夏商戦向けの主力モデル。前述の11.6型ワイドモデルや直販限定の17型ワイドモデルなど豊富な選択肢を用意する。最大の特徴はコストパフォーマンスの高さだ。9万円前後から16万円前後の売れ筋の価格帯をカバーする。


 14型ワイドモデルは、最新のCore iプロセッサーを採用した「14P」とPentium B970(2.30GHz)を採用した「14」の2タイプ。14Pはボディーの一部にアルミニウムを使って上質感を高めている。


 15.5型ワイドモデルの上位機種にはバックライトキーボードを採用。カラーはホワイト、ブラック、ピンクの3色を用意する。


(文/三浦善弘=日経トレンディネット)