WWDCの発表ではMountain LionにはSiriは搭載されず、現行のiPadのような音声入力が搭載という発表でした。
個人的に思ったのは、将来的にPCのOSにSiriのような機能が搭載されるとすごい便利になるのでは?と思いました。
思い浮かんだ用途は、音楽を制作するにあたって、DAWでSiriのような人工知能が使えたら便利になりそうだな、と。
例えば、再生するのに「2サビから再生して」と指示するとその通り再生してくれたり。
「ボーカルトラックを、全体的に強めにピッチ補正して」と指示するとそのように処理してくれたり。
人工知能ということで、もっと面白そうなのは、制作にあたってこの部分はどうしたらいいかな、と判断に迷うことがあります。
そういった場合に「Siriはどう思う?」と質問してみたり。
すると、膨大なデータベースから、「◯◯氏であればこうした方が良いと判断すると思います。」と著名人の考えを答えてくれたり(笑)
なんか、かなり空想の世界ですが、実現は不可能では無さそうな気がする。
- 作者: 藤本健
- 出版社/メーカー: リットーミュージック
- 発売日: 2005/03/18
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OS X Mountain Lionが7月に1700円で発売--主要10機能
CNET Japan 6月12日(火)7時40分配信
アップルは6月12日、開発者向け会議イベントWorldwide Developers Conference(WWDC)の基調講演で、次期OS X Mountain Lionを発表した。7月に1700円でMac App Storeで発売される。
MacBook ProやMacBook Airの新製品も発表されているが、OS X Mountain Lion Up-to-Dateアップグレードにより、6月11日以降にアップルまたはアップル製品取扱販売店で対象となる新しいMacを購入したすべての人が、Mac App Storeを通じて無償でMountain LionにOSを更新できる。ただし、専用ページから申し込む必要があり、申込期限はOS X Mountain Lionの公式リリース日(未定)から30日間となっている。
iCloud
Mountain Lionの主要ポイントは大きく10個ある。まずiCloudによるMacやiPad、iPhone、iPod touchの連携だ。Apple IDでサインインするだけで、すべてのデバイスのメールや連絡先、カレンダー、メッセージ、FaceTime、Game Center、Safari、リマインダー、iTunes、Mac App Store、メモを自動で同期し、削除や編集した結果が反映される。
iMessage
2つめは、iMessage。iOS 5を搭載したiPhoneやiPad、iPod touchにメッセージを送れるようになった。テキストだけではなく、写真やビデオ、書類、連絡先を送ったり、グループ宛に同時にメッセージを送ったりもできる。メッセージが相手に届いたことや、相手が返信を入力中かどうかも確認でき、開封証明をオンにしておけば、メッセージを読んだことを相手に通知することも可能だ。さらに、やりとりする情報はエンドツーエンドで暗号化されている。
通知センター
3つめは通知センター。メールやメッセージ、ソフトウェアアップデート、カレンダーのアラート、ツイートなどの通知がデスクトップに表示され、自然と消える。すべての通知をまとめて見たい時は、トラックパッドの右端から左へスワイプすれば、リストとして表示される。フルスクリーンの時でも見られる。
Power Nap
4つめはPower Napで、Macがスリープ状態になっている時でも、メールや連絡先、カレンダー、リマインダー、メモ、フォトストリーム、「Macを探す」、iCloudの同期などを定期的に更新する。Macが電源に接続されている時は、ソフトウェアアップデートもダウンロードして、Time Machineでバックアップを作成する。つまり、再びMacを使用する際にはすべて最新の状態になっている機能だ。ただし、Power Napを利用するには、フラッシュストレージを内蔵したMacノートブックが必要で、ファームウェアの更新が必要になる場合があるという。
音声入力
5つめは音声入力。文字を入力できる場所ならどこでも、声で入力ができるようになった。音声入力にはMacに内蔵されているマイクを使用。「点」「感嘆符」と言えば、それらも入力できる。さらに、連絡先に保存されている人を認識するので、人の名前も正確に入力できるという。音声入力は、英語(米国、英国、オーストラリア)、フランス語、ドイツ語、日本語に対応している。
共有
6つめは、共有。OS X Mountain Lionのすべてのアプリケーションには、共有(送信)ボタンがついている。このボタンを使えばアプリケーションから直接写真やビデオ、そのほかのファイルを、メールやメッセージ、AirDropですぐに共有できる。ブラウザのSafariからリンクを送る時も、FacebookやTwitter、Flickr、Vimeoに直接投稿する時も、クリック数回で完了する。
FacebookとTwitter
7つめは、FacebookとTwitterとの連携。利用しているアプリケーションからリンクや写真、コメント、位置情報を直接FacebookやTwitterに投稿できるようになった。そして、Facebookの友達やプロフィール情報は連絡先に追加される。通知センターを使ってFacebookやTwitterの通知を確認したり、直接投稿したりすることもできる。
Game Center
8つめはGame Centerで、Mac、iPad、iPhone、iPod touchを使っている誰とでも(iPad、iPhone 3GS以降、第3世代以降のiPod touch、OS X Mountain Lionを搭載したMacで)対戦できる。iOSのGame Centerアカウントを使うか、Apple IDで新しいアカウントを作ってサインインする。おすすめのMac用ゲームや対戦相手も通知するという。
Gatekeeper
9つめは、Gatekeeper。悪質なソフトウェアをダウンロードしたりインストールしたりするのを防ぐ。Macにどのアプリケーションをインストールするかを、管理することも可能。「アプリケーションをウェブ上のどこからでもダウンロードしてインストールする」、「最も安全なMac App Storeのアプリケーションに限定する」などを選択できる。Gatekeeperの標準設定では、Mac App Storeにあるアプリケーションと認定デベロッパが開発したものだけをインストールするようになっている。
Safari
最後10個目は、Safariの新しい機能だ。まず、検索文字の入力も、ウェブアドレスの入力も、1つのフィールドでできるようになった。一致する可能性が最も高いアドレス(トップヒット)や、よく使われている検索文字、ブックマークや履歴にあるアドレスを自動的に表示する。
また、ピンチをするとタブビューが表示され、開いているすべてのタブを表示し、スワイプでページを切り替えられる。iPhoneやiPadでウェブページを開くと、iCloudタブがMacでも同じページを開くので、デバイスが違っても前回と同じサイトから見ることが可能だ。さらに、リンクだけでなくウェブページ全体をリーディングリストに保存するので、インターネットに接続していないオフライン時でも続きを読める。
もう1つ、通常の日本語環境で使っている人はあまり関係ないかもしれないが、中国のサポートが大幅に強化されている。新しい中国語の辞書を搭載して、テキスト入力も強化し、8種類のフォンも用意。さらに、メールは中国で多くの人が利用しているQQ、163、126と連携したほか、Safariのオプションには、中国の大手検索プロバイダであるBaiduが追加された。