東京都の尖閣上陸を認めず

何日か前にも尖閣上陸のニュースを書きましたが、これはちょっと理解出来ないですね。
中国うんぬんではなく、購入意向者の東京都はその土地を調べたいはずだし、調査するのは当然のことでしょう。
安い買い物ではないですし、よっぽどのお金持ちでも無い限り、土地を買おうと思ったら普通は事前に色々調べると思います。
政府はそういう認識があるのかどうかは知りませんが、結局は中国っていう臭いものに蓋をしたいだけなんでしょう。
政府は地権者から土地を借りてるから政府に上陸の許可が必要なのは分かりますが、購入意向がある東京都の上陸を認めないのは、なんというかビジネス的におかしいと思います。
だって、買いたい土地の現地に行けないんですよ(笑)自分が購入したい立場だったら、なんだよそれって思います。

尖閣を獲りに来る中国海軍の実力―自衛隊はいかに立ち向かうか (小学館101新書)

＜尖閣＞東京都が上陸許可再申請　政府は事実上認めない方針

毎日新聞 8月23日(木)2時31分配信

　東京都は２２日、年度内の購入を計画している尖閣諸島（沖縄県石垣市）への上陸許可を政府に再申請した。２８日に船で出航し、２９日にも上陸して現地調査するとしている。政府は申請を正式に受理したが、結論は保留し、事実上、上陸を認めない方針だ。都は許可が得られない場合でも、洋上から島の地形や植生の現状を確認し、不動産価格の算定など購入手続きを進める構えだ。

　都がチャーターするのは海難救助などに使う約２０００トンのサルベージ船。財務や環境、港湾などの分野の都職員のほか、都が委託している不動産鑑定士、尖閣諸島に関する助言を受けるために都が専門委員に選任している山田吉彦・東海大教授、内外の報道関係者約１０人ら、計約４０人が乗り込む。

　約１７０キロ離れた石垣港から▽魚釣島▽北小島▽南小島−−の３島へ向かう。３島を借り上げている政府が上陸を認めれば小舟で接岸し、測量や生物の確認などにあたる計画だ。調査は今後も複数回予定している。

　都は１７日に上陸を申請したが、政府は日時や目的などが明記されていないとして受理しなかった。藤村修官房長官は２２日の記者会見で、都の再申請に「地権者の同意書は提出されていない」と明らかにした。政府は「申請の審査は時間がかかる」（首相側近）ことを理由に、都の上陸予定日になっても結論を出さない可能性が高い。【清水健二、佐々木洋、小山由宇】