昼くらいにmixiニュースを見て、IntelのSSDSC2MH120A2K5が諸事情により激安になっていることを知りました。
Intel製120GBのSSDがなんと5,980円!台数限定価格で4,980円だったり。
このIntelの510シリーズと呼ばれるSSDの120GB、なんでも半年前は18,000円くらいだったそうですから、在庫処分にせよすごい値下がりで驚きです。
Zenbackの関連するみんなの記事でも過去の高かった時の価格がタイトルで表示されてますね。
一年以上前とはいえ、23,980円とは…(笑)
個人的に、仮想OSのWindows 7が圧迫して残りが4GBしかないという状態だったりして、Macに128GBのSSDが欲しいなとは思っていたので、買おうかどうか少々迷いましたが買うことにしました。
秋葉原
オンラインストアを調べてみたものの、やはり売り切れてました。
現地で買えるかどうかも分かりませんが、結局久しぶりに秋葉原に行くことにしました。
このところ全然来てないので知らなかったですが、ホコ天再開してるんですね。
暫く来てないと店とかも色々変わりますね。
数ヶ月前にはクレバリー破産なんてありましたし…。。
http://d.hatena.ne.jp/Shinez/20120530/p1
SSDSC2MH120A2K5はというと、秋葉原の大御所パーツショップは一通り回ったものの、どこにもありませんでした。
ニュースになる頃には時既に遅しかぁと思い諦めて帰ろうと思ったのですが、最後に一応ツクモ本店IIに立ち寄ったら在庫があって、何とか購入することが出来ました。
購入と同時に特価表示の紙を外してたので、最後の一台だったようです。
有名なパーツショップは全店回ったと思うので、多分秋葉原で最後の一台だったんじゃないかな。
因みに時間は14:30くらいでした。
帰りにiPod touchで価格.comを見たら、オンラインストアに特価価格でSSDSC2MH120A2K5を売り出してる新たなショップが出ており、わざわざ現地に出向いたのでちょっとショックでした(笑)
ただ、やはりというべきかすぐに売り切れてましたので、まぁ現地でも買えただけ良かったのかな。
ベンチマーク
SSDSC2MH120A2K5をMac miniに搭載する前に、音楽制作PCで使ってるSSDのCrucial C300と比較して読み込み速度の遅い方をMac miniに割り当てることにしました。
音楽制作PCでのSSDはシンセサイザーの音ネタ読み込みに使うので、書き込み速度は無視して読み込みを重視します。
因みにこのCrucial C300は短い間だけどMac miniで使ってた記憶があります。
面倒なのでネットのベンチマーク結果で判断しようと思ったりもしたけど、環境によっても結果は変わりますし一応自分でもベンチマークを出すことにしました。
SSDSC2MH120A2K5ベンチマーク
Crucial C300ベンチマーク
結果はシーケンシャルリードと512KのランダムリードはSSDSC2MH120A2K5が優れているけど、4KのランダムリードはCrucial C300の方が優れていますね。
悩ましいところですが、ランダムリードはCrucial C300の方が優れていると判断して当初の予定通りSSDSC2MH120A2K5をMac miniに使うことにしました。
ランダムリードで判断してる理由は、音楽制作PCでのドライブはランダムリードが重視されるからです。
PCIe接続のSATA3.0
マザーボード内蔵のSATA3.0ポートが二つしかないのでPCIeで増設してもう2ポートSATA3.0で接続出来るようにしてるのですが、SSDSC2MH120A2K5がネットでのベンチマーク結果になかなかならないので色々調べてみたら、PCIeのポートとマザーボード内蔵のポートでは速度が変わることが分かりました。
一応結果としては内蔵マザーボードの方が速いのですが、同じ速度が出ると思っていただけに、残念です。
思わず新しいマザーボードが欲しくなってしまいました(笑)以下ベンチマーク。
SSDSC2MH120A2K5ベンチマーク(PCIe接続)
Crucial C300ベンチマーク(PCIe接続)
SSDSC2MH120A2K5は明らかにマザーボード内蔵接続の方が速い結果になってますが、何故かCrucial C300はシーケンシャルリードはPCIe接続の方が速い模様。理由は分からず。
512Kのランダムリードも若干速いけど、誤差の範囲だと思う。
因みにPCIeのカードは現行の音楽制作PCを組み立てた時にも書いたけど、玄人志向の製品です。
http://d.hatena.ne.jp/Shinez/20110606/p1
- 出版社/メーカー: 玄人志向
- 発売日: 2009/11/15
- メディア: Personal Computers
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XBenchでのベンチマーク
SSDSC2MH120A2K5をMac miniに搭載後、一応Mac miniでもベンチマークを計測しました。
Mac miniはSATA3.0ではないので、音楽制作PCでのベンチマークより遅くなることは分かってましたが、やはり遅いですね。
CrystalDiskMarkとは計測方法も違ったりすると思うので一概に比較できませんが、それでもかなり遅そう。
今のMac miniはSSDSC2MH120A2K5の性能を活かしきれてないと思う(笑)
Mac miniにSATA3.0が搭載されたら買い換えようかな。
いつもブログに書いてるけど、今のMac mini(2010年モデル)は買い時間違えたと思うし。
OS丸ごとコピー
新規にOSをインストールするのが面倒なのでいつものように丸ごとコピーをしようと思ったのですが、色々と苦戦しました(笑)
昔と違って全然OSを入れ替えてないから(Snow Leopard初期くらいから?)、苦労するならOSも綺麗になるし新規でも良かった気もする。
ディスクユーティリティ
いつの間にかディスクユーティリティの仕様が変わっていて、復元タブにあるチェックボックスが無くなりました。
画像は以前ブログに掲載したディスクユーティリティのキャプチャですが、以前はこのようにチェックボックスがありました。
ネットで調べると、このチェックボックスはLionから無くなったようです。
以前のケースだと、コピー先がコピー元よりも少ない容量のドライブの場合にこのチェックボックスを外すことで丸ごとコピーが可能なことを書きました。
http://d.hatena.ne.jp/Shinez/20110610/p1
現行のディスクユーティリティの場合、強制的に復元先が消去される訳ですが、試してみると裸族のお立ち台で丸ごとコピーした時のように容量の区切り?までコピーされるようでした。
今回の場合コピー元は64GBのSSDなので、コピー先は120GBあるものの64GBでパーティションが区切られる感じです。
ということで別ドライブにSnow Leopardをインストールをしてみて以前のディスクユーティリティで丸ごとコピーを試みた訳ですが、何故か「入出力エラーです」みたいなアラートが表示されてコピー出来ず…。。
裸族のお立ち台DJクローンプラス
Snow Leopardを起動するためにシステム環境設定の起動ディスクでSnow Leopardをインストールしたディスクを選択してるのに、いくら試みてもMountain Lionが起動してしまい原因が分かるまで苦労しました。
起動時にOptionを押しながら起動してみると、起動ディスクで選択しても起動しないだけあって選択肢にSnow Leopardはありませんでした。
あれこれ試して、裸族のお立ち台DJクローンプラスの差し込み口を変えたら正常に起動しました。
裸族のお立ち台DJクローンプラスはマルチポートプライヤで、複数台のドライブを1ポートで転送する仕組みですが、よくわからないけどこれが原因だった模様。
OSでは認識してるので起動ディスクでは表示されるけど、EFIでは認識しないようですね。
Carbon Copy Cloner
結果的に、前述のアラートを検索して調べてる時にCarbon Copy Clonerというソフトを知ってこれを使うことで丸ごとコピーが出来ました。
自分では記憶にないのですが、過去に使ったことがあるようで既にインストールされてました。。(笑)
昔はフリーソフトだったけど、今はシェアウェアのようです。
ただ試用期間がありますので、期限が切れるまでは機能はそのまま使えます。
自分は丸ごとコピーをしたいだけなので本来ディスクユーティリティで充分なのですが、Carbon Copy Clonerの場合チェックボックスで各ファイルをコピーするかしないか選択出来たり、色々高機能なので人によってはCarbon Copy Clonerの方が痒いところに手が届いて便利かもしれません。
Mac miniで使ってたSSDの使い道
64GBしかないけど、されど64GBと言いますか、ストリングス音源とかそこそこ大きい音ネタを入れておくことは出来るのでフォーマットして音楽制作PCに組み込むことにしました。
Super TalentのSSD(中身は今物議を醸しているサムスン製(笑))ですが、SATA3.0対応のものではなく、音楽制作PCのSATA3.0ポートも余ってないので、SATA3.0ポートに接続してるSSDよりは速度は劣るものの好都合でした。
ということで、HDDに入れてあるそれなりによく使うソフトシンセの音ネタはこちらに移動する予定。
Intel SSD Elmcrest 120GB SATA 2.5Iinch MLC w/Cable Retail K SSDSC2MH120A2K5
- 出版社/メーカー: インテル
- 発売日: 2011/02/28
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120GバイトSSDが超特価の5980円、ショップからは困惑の声も
ITmedia PC USER 9月15日(土)12時49分配信
今週の特価品で目立っているのは、インテルのSSDだ。1世代前の510シリーズに属する120Gバイトモデル「SSDSC2MH120A2K5」が、複数のショップで5980円の数量限定特価となっている。パソコンショップ・アークは「急に入ってきて、価格を見て驚きました。たぶんスポット的な入荷になるので、この価格での再入荷は期待できないと思いますが、かなりお買い得だと思います」と話している。
入荷したショップの反響は大きく、取材した平日の時点で「50台あっても1日持たないくらいの勢い」(TSUKUMO eX.)と言われており、1人あたり2〜3台までという購入条件をつけている店舗が複数みられる。それでも週末を待たずに売り切る店舗がいくつもあるが、ツクモ各店が土曜日に5台限定でさらに安い4980円で売り出すなど、3連休の特価の目玉として生かす動きも多い。
ただし、ショップ側からは積極的に売り出す意気込みと同時に、困惑の声も聞いた。某ショップは「旧世代のSSDの在庫を突然大量に抱えてしまったか、法人需要がキャンセルになったか……いずれにしろ、突発的な理由でもないとこんな価格にはならないはずです。具体的な背景は分かりませんが、とにかく在庫を処分したいという意図はビンビン感じます」と話していた。
いずれにしろ、ユーザーからすれば滅多にないチャンスであることに変わりはない。連休中に売るためのストックを確保しているショップもあるので、アキバを訪れるならぜひチェックしていこう。
●3TバイトHDDが9000円切り! 64GバイトSSDも3000円切り!
SSDSC2MH120A2K5以外にも、ストレージ関連の特価品が目立っている。とくにウエスタンデジタルの3TバイトHDD「WD Caviar Green WD30EZRX」は、1万円以下の特価で売り出すショップが多かった。ソフマップ秋葉原本館は「特価でなくても、いま容量単価を追求するなら3TバイトHDDが一番という状況になっています。売れ筋は2TバイトHDDですが、Windows Vista以降で使うなら断然こちらをおすすめしますね」という。
ツクモグループのチラシにも、先のSSDSC2MH120A2K5の枠のとなりに、「当社指定メーカー」の3Tバイトモデルの数量限定価格が8980円と記載してあった。TSUKUMO eX.は「3TバイトHDDは連休中の3日とも売り出します。1Tバイトあたり3000円切っているので、相当お買い得だと思いますよ」とプッシュしていた。
一方、パソコンショップ・アークではキングストンの64GバイトSSDが、3000円切りで売り出されている。SATA 2.0接続の「SV100S2/64G」で、具体的な価格は2880円。アウトレット品として、潤沢に在庫しているという。「SATA 2.0でもHDDから切り替えれば、ブートドライブを数段高速にできるので、サブマシンなどの強化を考えている人にチェックしてもらいたいです」とのことだ。
SSDSC2MH120A2K5が5980円で入荷するまでは、特価品のSSDの中でもっとも反響があったという。ただし、複数台購入するユーザーは少なく、「1台ずつ売れていきます。RAIDを組んで高速化しようという人は少ないのかもしれません」と話していた。