先日、Cubase 7が発表されましたね。
個人的に気になった機能などをいくつか書きたいと思います。
コードトラック
今回のアップデートでヤマハが目玉にしてる機能ですね。
自分としてはこれまでにもコード用トラックを作ることが多かったので、コード専用のトラックとして搭載されたのは注目すべき変更点です。
コード用トラックを作成するのはいくつか理由があって、単純な和音として視覚的に分かりやすくするためだったり、スコアを作成する場合に正確にコードネームを抽出するためだったりします。
今回のコードトラックで強力なのは、VariAudioと連携して使える点ですね。
単純なハーモニーとして3度のハモリを作成すると、コード構成音との兼ね合いから都合が悪い箇所出てきます。
それをコードトラックでCubaseにコード構成音を理解させることでそのような不都合が起きないようにハモリを自動作成してくれます。
個人的にはこれがMIDIでも適用できるのか気になるところですね。
自分はハモリを作るのはMIDIでやってますし。
プラグイン検索
これもいい機能ですね。
今では多くのメーカーが様々なプラグインを出しており、数が増えたことからプラグインの選択メニューがごちゃごちゃしがちで、希望のプラグインを選択するのが一手間という人も多いと思います。
自分はミキサーのインサートの場合、1から選択するのが面倒なので、使用したいプラグインが既にそのプロジェクトで使ってるプラグインの場合、Alt + ドラッグでコピーして設定を初期化して作業効率してたりします。
ですがこの方法は既に使ってるプラグインの場合ですので、そのプロジェクトで初めて使うプラグインの場合は通常の方法でインサートしなければなりません。
それがCubase 7では検索して選択できるようになった訳ですから、すごく便利ですよね。
VST Connect SE
早い話、ネットレコーデイング機能ですね。
こういった機能がDAWに搭載されるのも時代を感じますね。
対面だからこそ良いこともありますが、いつもがいつもお互いの予定が合う訳ではありませんし、便利です。
そもそも会ったことない人と音楽制作するのにも向いてますね。
例えばニコ動のネットミュージシャン同士とかで。
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ヤマハ、高音質と直感的な操作性が両立したDAWソフト「Cubase 7」発売
マイナビニュース 2012/11/15
ヤマハは、独・スタインバーグ製の音楽制作ソフト「Cubase 7」と、その機能を厳選して搭載した「Cubase Artist 710+ 件」を12月5日より発売する。価格はオープンプライス。対応OSは、Mac OS X 10.7/10.8、およびWindows 710+ 件/8 (ともに 32bit/64bit)。
今回発売される「Cubase 7」と「Cubase Artist 710+ 件」は、音楽制作用デジタル・オーディオ・ワークステーション・ソフトウェア市場で高いシェアを誇る「Cubase 6」シリーズの後継バージョン。
「Cubase 7」にはコードアレンジをサポートし、ハーモナイズやリアレンジが容易に行える「コードトラック」を新搭載。シンプルなポップから複雑なジャズコードまで、さまざまな条件でコード進行をアシストしてくれる。また、コードトラックとの連携により曲のハーモニーに合ったピッチ補正が可能な「VariAudio 2.0」やユーザインターフェイスを完全に刷新したミキサー「MixConsole」、伝説的なプロコンソールの機能を多数搭載したチャンネルストリップ、さらに、インターネットを通して世界中のパートナーとコラボレーションできる「VST Connect SE」など、実用的な新機能を多数搭載している。