衆院選の20代の投票率

同じ20代の一意見として書くと、投票に行かないことが理解できません。
スケジュール的な事情があったとしても、期日前投票不在者投票などの制度もある訳ですし。


選挙に行かないことで具体的に目に見える問題としては、我々一般人が選挙に行かない程相対的に大きな組織票を持つ政党が利することになります。
まぁ、敢えてどことは言いませんけどね(笑)
たかが一票ですが、されど一票と言いますか、その一票が積み上がれば大きなものになりますし、その一票を無駄にする程特定政党が有利になります。
それはすぐに目に見える問題ですが、それだけでなく、政治というものは将来の日本社会にも大きく関わってくる訳ですので、選挙に行かない人は未来の世代に対し無責任だなと個人的には思います。


まぁ、そういうことで、某党を支持してるのでなければ、消去法でもいいから選挙に行くべきですね。



創価公明党との決別―OB議員の赤裸々な体験集

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衆院選>20代投票率 最下位脱出へ秘策次々


毎日新聞 11月30日(金)15時36分配信


 衆院選の20代の投票率が伸びている。全体の投票率が03年衆院選以降、2回連続でアップする中、年代別の上昇率(小選挙区)では20代が139%と全年代を通じてトップだ。ただ、20代の投票率そのものは、1969年以降14回連続で全年代のワーストを記録し続けている。“定位置”からの脱出を目指し、学生団体や選挙管理委員会の新たな取り組みも始まっている。


 20代の投票率向上を目指す首都圏の学生団体「ivote(アイ・ヴォート)」は10月31日、学生と議員の交流を図るハロウィーンパーティーを東京・渋谷のクラブで初めて開いた。大阪府などの地方議員7人と学生約150人が参加。「議員ってもうかるんすか?」。そんな質問も飛んだが、打ち解けると雇用問題などを議員にぶつけていたという。代表の上中彩慧(うえなか・さえ)さん(20)は「政治とは縁のないクラブでやることが面白いと考えた」と話す。


 NPO法人「ドットジェイピー」関西支部も12月2日、大阪市京都市で、地元の国会議員や地方議員計約30人と学生約200人の交流会を開催する。対談形式で語り合い、若者に政治を肌で感じてもらうのが狙いだ。


 一方、埼玉県選管は10月18日、交流サイト「フェイスブック」と短文投稿サイト「ツイッター」を始めた。同県は11年知事選で、全国歴代最低となる24.89%の投票率を記録。若年層の無関心が背景にあると分析し、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の積極活用を決めた。ツイッターでは「選挙の豆知識」などの話題もつぶやき、若者の関心アップを狙う。


 元「ギャル社長」で知られる藤田志穂さん(27)は、20歳で迎えた05年衆院選以降、欠かさず投票に行っている。19歳でマーケティング会社を設立し「早く大人として認められたい」との気持ちもあったという。現在、若者が農業に興味を持つきっかけを作るため「ノギャルプロジェクト」を展開中。同世代の若者に対し「政党や政治家を選ぶのは難しいけど、『まあいっか』じゃなくて、とりあえず行ってみないと。投票すれば結果にも興味を持つと思う」とメッセージを送る。


 09年衆院選小選挙区投票率は69.28%。明るい選挙推進協会(東京都)によると、各選管が抽出調査した年代別投票率は20代が49.45%で最低だった。一方、03年から09年の伸び率をみると20代が139%でトップ。30代126%、50代114%と続く。【小林慎】