麻生氏が米国の業界の円安批判に反論

流石、麻生さん(笑)
訳の分からない批判には今後もがっつり反論して欲しいです。
通貨競争というもの自体が存在し得ないというか、競争したとしても限度のあるものなので、中国のような強引なことをしてる訳でもないのに通貨安を批判されるのはおかしいと思う。
批判しているのは米国の業界のようですが、大体、景気を戻すために金融緩和をすることは米国もやっているでしょうとなる訳で。
それで結果的にドル安になり、過去に色々SNSとか見てるとドル安政策だと批判的な意見が書いてあったけど、自分はそれ自体は悪いことではなく、しょうがないことだと思う。
景気が落ち込んだら緩和をすることは当たり前で、バーナンキさんが緩和をしなければ米国はもっと酷い状態になっていたと思う。
概ね自分が色々な物事の考え方に共感しているテキサス親父さんは、物価が高くなったとオバマ政権を批判していたけど、それは副作用ばかりしか見ていなくて、緩和策をしてなかったらどうなっていたかということを考えていないと思う。
まぁ、話しを戻して、日本もようやく当たり前のことをやるようになったという、ただそれだけのことです。
米国の業界というのは、自分達の立ち位置、利益から批判しているのでしょうけど、経済学的には通常のことをやってる訳ですので、バーナンキさんは日本の緩和策を支持してます。



エーベル/バーナンキ マクロ経済学 下 マクロ経済政策編

エーベル/バーナンキ マクロ経済学 下 マクロ経済政策編

麻生氏、米の円安批判に反論「モノを知らない」


読売新聞 4月20日(土)13時29分配信


 【ワシントン=中沢謙介】麻生副総理・財務相は19日の記者会見で、米自動車業界などから出ている円安批判について、「円が不当に安いというのは、どの数字を見て言っているのか分からない」と述べ、真っ向から反論した。


 麻生財務相は、「この1年少々を見れば、日本の貿易収支は真っ赤の赤字。間違っているのか、モノを知らないのかのどっちかだ」と批判。その上で、2008年9月のリーマン・ショックをきっかけに、1ドル=108円台だった円相場が75円台まで円高が進んだと指摘。「リーマン・ブラザーズの米国の失敗から、我々はえらく迷惑した」と語った。