円安でiPadなどが値上げ

円安を反映させて値上げしたようです。
昨日知人のつぶやきでiPod touchの廉価版が2,000円の価格差なのに誰が買うのか、Appleは馬鹿か?といった内容をつぶやいてましたが、今日のこのニュースが要因だったようですね。
相場の長期での上昇トレンドへの転換で、凄まじい上昇だったので値上げは致し方ないし、AppStoreも近々値上げするでしょうね。今のうちに買っておこうかな。


次はiPad miniが欲しいなとは思ってたものの、エアコンを買ったり広告宣伝費が嵩んだりして経済的に厳しいので次回は見送ろうとは思ってましたが、値上げで決定的になりました(笑)
まだiPhone 3GSを使うのかと考えると、・・・といった感じですが、まぁメインではないので我慢するしかないですね。ただやはり電池の減りは著しいです。


このニュースですごく気になったのは、ぼったくりだとか、便乗値上げとか、円高の時は安くならないとかAppleをボロクソに言ってる意見が多くこれはどうなのかと思いました。


ヤフコメのApple製品値上げの声1


mixiのApple製品値上げの声1
mixiのApple製品値上げの声2


為替による値上げが正当かは両国での販売価格とか企業の設定為替レートを見ないと分かりませんよね。
iPadのWi-Fi16GBモデルを例にしますが、民主党の1ドル70円後半〜80円前半のデフレ推進時代に499ドルのものを42,800円で販売していました。為替レートに変換すると約85.77円です。
企業の設定する為替レートはその時の為替レートより高く設定しますが、この範囲ならぼったくりでもないと思います。ぼったくりどころか、昨日までこのレートで販売していたので最近はAppleとしては為替的に赤字でした。実際は損失を抑えるためにオプションしたりヘッジしてると思います。
では値上げ後はどうなったかというと、499ドルのiPadを49,800円で販売することになりました。
為替レートに変換すると、パッと見て分かるように大体100円です。この記事を書いてる時点で市場の為替レートは約101円です。
Appleの設定した為替レートより1円高いです。一体これのどこがぼったくりでしょうか?
自分の見解としては、ぼったくりではないのは言うまでもなく、為替レートを100円程度に留めたのは値上げ幅を大きくし過ぎて売上に響くのを抑える狙いと、恐らく調整でドル円相場が90円台に戻ると予想しているのではないか、と思ってます。
また、廉価版iPod touchはもしかしたら為替の衝撃を和らげようとする意図があっての判断なのかもしれませんね。日本市場は大きいので。
自分が使ってるYAMAHADAWソフトCubaseなんて、少し前はそれこそぼったくりもいいとこでした。これは、米国で499ドルで販売されているものが日本では7万とか8万で売られていたので、為替レートに変換すると約140円です。それも今のような相場ではなく、前述の円高のときにです。これに比べればAppleは為替に関してはかなり真っ当だと思います。


この件だけではないですが、最近の相場の乱高下などでアベノミクスは終わったとか、考えが浅はかに思う意見が多く、疑問に思っておりました。
勿論真っ当な意見もあって、そのような意見があると安心します。


ヤフコメのApple製品値上げの声2


ヤフコメのApple製品値上げの声3



Apple iPod touch 32GB 第5世代 ホワイト&シルバー MD720J/A

Apple iPod touch 32GB 第5世代 ホワイト&シルバー MD720J/A

アップル、iPadiPod touch 従来モデル等を一斉値上げ


Engadget 日本版 5月31日(金)8時2分配信


背面カメラなどを省略した16GB版 iPod touch (2万2800円)が上位32GB版より2000円しか安くない!と騒がれたのもつかの間、アップルが従来モデル iPod touch の価格を改定しました。新価格は32GB版が2万9800円 (旧24800円)、64GB版が3万9800円 (旧3万3800円)。


また iPod nano や classic 、iPad なども軒並み新価格に改定(値上げ)されています。たとえば iPad mini WiFiモデルは16GB 3万2800円 (旧2万8800円)、32GB 4万2800円 (旧3万6800円)、64GB 5万2800円 (旧4万4800円)。
米ドルでは昨年の発売時から変わらずそれぞれ299ドル、399ドルで販売されており、今回の国内価格改定は1ドル約80円〜85円換算だったアップルレートがドル約100円になったことを意味します。


これにより、機能省略廉価版の 16GBモデルが米国では32GBモデルより70ドル安いのに対して、国内では2000円しか安くなかった状態も解消(?)され、価格差は7000円になりました。


なお16GB版と上位32GB / 64GB版の違いは、ストレージ容量のほか背面5MPカメラがない、カラバリが「ブラック&シルバー」の1色のみ、ハンドストラップ固定部がないなど。詳しくは新 iPod touch 16GBモデル記事を参照。


もともと単価が高い iPad は値上げ幅も大きく、iPad Retina ディスプレイモデル(WiFi) は:


16GB 4万9800円 (旧4万2800円)
32GB 5万9800円 (旧5万800円)
64GB 6万9800円 (旧5万8800円)
128GB 7万9800円 (旧6万6800円