海江田代表のデフレ肯定

ある意味、海江田さんが言ってることは正しいと思います。
正しいというか、損得勘定という点から見たら得と言った方が良いでしょうか。
お年寄りにはデフレは居心地が良いとのことですが、デフレというのはお金持ちな程有利になりますし、お金を使わない者勝ちですので、年配の方の方が資産を持っていますので、そりゃ居心地のいいということになります。
前総理は何故だかインフレでは一部の資産家だけが儲かるだけで庶民は生活が苦しくなるなど言ってましたが、真逆です。
インフレに転ずるとお金がある程その資産は目減りする訳ですので、投資するなり消費をするなりといった行動を取る傾向になります。
そのお金が巡り巡って最終的には庶民にまで回るので、インフレでは一般国民への所得移転が起こると言われています。
ということで、経済の癌とも言われるデフレを肯定するような海江田さんのこの発言は頂けませんね。

「お年寄りに居心地いい」=海江田民主代表、デフレで言及【13参院選


2013/07/10-21:55 時事通信


 民主党海江田万里代表は10日、都内の街頭演説で「デフレはお年寄りにとっては結構、居心地がいい」と述べた。デフレ克服が容易でない理由を説明する中で出た発言だが、デフレに立ち向かう本気度を疑われかねず、批判される可能性もある。
 海江田氏は「『居心地がいい』という表現が適切かどうか分からないが、物の値段が下がっていけば、年金をある程度持ったお年寄りにとっては歓迎すべきことだ」と指摘。「だからデフレはインフレと違って退治が難しい」と続けた。 
 また、「デフレで一番被害を受けるのは若い人たちだ。働く機会が失われたり、賃金がどんどん減ったりする。民主党もデフレを克服しなければいけない(と考えている)」とも語った。