自治体のサポート期限切れXP

もう直Windows XPのサポートが切れるということで、アップグレードの予算が確保出来ないと問題になってるようです。
でも、結構前からアナウンスはされてましたし、マイクロソフトに落ち度はないと思います。
自治体レベルのPCで期限切れOSでネット接続するのはまずいでしょと個人的には思いますが、他の記事を見ると当事者はそういった危機感はないようです。
サイバー攻撃はめったにあるものじゃないし、別に不安はない」といった認識のようです(笑)
めったにあるものじゃないって、泥棒による盗難だってそうですよね。
めったにあることじゃないから、家に鍵をしないのでしょうか。


自分としては、付け刃の対応だけどいくつかの最新OSを搭載しウイルス対策を施したPCを購入して、ネット接続する際はこのPCにVNCなりRDPで接続というのが良いのではと思ったりしました。
まぁ、このためのPCを購入する予算もないならこれも無理ですけど(笑)
自分の行ってる大学病院もオンボロなPCを使ってますし、大きな組織は大変ですね。

期限切れXP、自治体54%に20万台


読売新聞 10月6日(日)8時48分配信


 国内のパソコンの3分の1に搭載されている米マイクロソフト社の基本ソフト(OS)「ウィンドウズXP」のサポート期間が来年4月に終了するが、その後も全国の半数以上の966自治体が20万台以上を使い続けることが読売新聞の調査でわかった。


 サポート終了後はウイルス感染の危険が高まるなどサイバー攻撃無防備になるが、「危険とは思わなかった」とする自治体もあり、専門家は「セキュリティー意識が甘すぎる」と危惧している。


 アンケート調査は、47都道府県、20政令市、1722市区町村の全1789自治体を対象に実施。全自治体の保有パソコン計約176万台の更新状況を尋ねた。


 その結果、来年4月までに「ビスタ」「7」「8」などの後継OSへの更新が完了しないのは17府県、10政令市、939市区町村で、全自治体の54%に上った。香川県や東京都港区など203自治体では保有台数の半分以上が更新されない。更新が完了しないパソコンは全自治体の保有台数の11%にあたる20万台以上、更新に必要な予算は150億円以上と試算される。