テレビの出荷数が3年連続減少

4Kで回復を目指すという戦略のようですが、個人的な意見ではもう今までのような需要はなくなると思ってます。
テレビの役割そのものが変化してしまったので、これは致し方ないと思います。
従来テレビは殆どの世帯にある当たり前の物で、また情報収集としても必要な物でした。
しかしネットが普及して必ずしも必要ではなくなり、特に自分みたいな単身だと所持していないという例も増えていると思います。
また番組のクオリティが落ちて見たいものが無いといった傾向もあると思います。そして政治的にも偏っています。
ただ何時ぞやにも書いた気がするけど、テレビが全くなくなるということはないと思うんですね。
実家に帰って思いますが、テレビはコンテンツをみんなで見ることで楽しみを共有するという、要はプロジェクター的な役割を持っていると思います。
何というか、テレビというのはPCとタブレットの関係のようにも見えますね。
タブレットが登場したからといって、PCは無くなりません。
何らかの作業をする分にはPCの方が向いてますし、タブレットの役割はPCが兼ねていたコンテンツの閲覧という役割を切り離したものです。
PCでもコンテンツの閲覧は出来ますが、いちいちPCの前に行かなければいけません。
テレビには情報収集とプロジェクターとしての役割がありましたが、情報収集としての役割はインターネットでも可能になりました。
テレビでも情報収集は可能ですが、テレビではインターネット程のコンテンツ量はなく、政治的にも偏りがちです。
ということで、今後のテレビは独自の役割であるプロジェクター的な役割、みんなでコンテンツを共有するといった体験が重要になると思います。
またネット時代で家電にもIPアドレスが振られる時代なので、ネットに接続して何か楽しめる機能も重要になると思います。
それらをうまく融合した物が新時代のテレビのような気がします。

テレビ出荷、3年連続で減少…4Kで回復目指す


読売新聞 2月2日(日)17時53分配信


 電子情報技術産業協会によると、国内で2013年に出荷された薄型テレビは前年比16・7%減の537万6000台で、3年連続のマイナスとなった。


 05年の450万2000台以来、8年ぶりの低水準だ。


 薄型テレビの販売は、地上デジタル放送への移行(11年7月)を前に駆け込み需要があった10年に2519万3000台のピークをつけた後、反動減に歯止めがかかっていない。


 ただ、37型以上の大型テレビが昨年8月から5か月連続で前年同月を上回るなど、持ち直しの兆しも出ている。14年は、ソチ冬季五輪やサッカーのワールドカップがあるため、メーカー各社は、フルハイビジョンの4倍の精細さを持つ「4Kテレビ」の新製品を投入し、販売回復を目指す。