佐村河内守氏のゴースト

意見を見てみるとゴーストということで非難されてますが、同じ職種の人間としてはゴーストそのものは悪いものではないと思います。
寧ろ、もし双方にとってメリットがある真っ当な契約(権利、クレジットを全て買い取る見返りに相応の報酬)ならば、ゴーストなのにそれをバラした受注者側に非があると思います。
ただ真っ当だったら普通このような事になることはなく、文中にもあるように何らかトラブルがあったのでしょう。
自分らでも同じようなゴタゴタがあったので、余計そう思ったりします。
自分らの場合はそもそもゴーストとしての仕事だと聞いてないのにゴースト扱いされてたり、そもそも報酬も曖昧で、支払って貰ったとしてもそれはゴーストとして見合ったものでなかったり、兎に角筋が通ってませんでした。
他のクリエイターはそれでも投資として我慢してるところもあった感じでしたが、自分は自分の性格柄クレジットに関しては納得出来ないかな。
親しい中でのやり取りだしお金に関してはマネタイズ出来るまで致し方ない面もあるとは思うのですが、クレジットに関しては到底納得出来ないですね。
まぁ佐村河内守氏のような大きな仕事ではないので、実績として公開してもそれで新たな仕事が来る程のものでもありませんが、自分は自分の実績として公開します。
聞いた話しでは事務所の意向でとのことだけど、そういう問題じゃないと思う。
ゴーストの仕事とは一言も聞いてないのにいつの間にかゴースト扱いされててさも自分が作ったかのようにメディアに出てたら、普通怒りの感情が湧きますよね。
まぁ自分の場合は権利の一部は共作になってるのでまだましだけど、他のクリエイターの件は自分だったら到底納得の出来る仕事ではないなと思ったりしました。
まぁ一度話し合いはしたけど、その後はどんな感じなのかな。
自分は暫くご無沙汰なので、その辺分からないけど。
売れたら恩返しする、出世払いというのは一つの考えとしてありなんだけど、それは売れて恩返しさえ出来ればお金や権利のことなど適当でも良いといった免罪符のようにはならないと思う。
個人的な愚痴になってしまいました(笑)

佐村河内守氏の曲は別人作 フィギュア高橋大輔のSP使用曲も


スポニチアネックス 2月5日(水)2時11分配信


 聴力を失った作曲家で「現代のベートーベン」と呼ばれる作曲家の佐村河内守氏(さむらごうち・まもる=50)の楽曲は別人が作曲していたことが分かった。佐村河内氏の代理人の弁護士が5日未明、「交響曲第1番 HIROSHIMA」などの主要な楽曲は、別の音楽家が作ったものだったと、明らかにした。


 ソチ冬季五輪フィギュアスケート代表の高橋大輔ショートプログラム(SP)で使用予定の楽曲「ヴァイオリンのためのソナチネ」も、佐村河内氏の作品ではないという。


 佐村河内氏の作品を「本当は自分が作曲している」という人物が、その事実を告発する準備。背景には佐村河内氏との間で意見の対立など何らかのトラブルがあったようだ。


 代理人によると、十数年前から佐村河内氏が別の人物にイメージなどを伝え、曲にしてもらっていたといい、「(作曲した)人物の側にも作曲者として表に出づらい事情があると聞いており、佐村河内が自身を単独の作曲者と表記するようになった」と経緯を説明。佐村河内氏は深く反省しているという。


 ◆佐村河内 守(さむらごうち・まもる)1963年(昭38)9月21日、広島市生まれ。同市の崇徳高卒業後に上京。97年に映画「秋桜(コスモス)」の音楽を手掛け、01年にゲームソフト「鬼武者」の音楽などで脚光を浴びる。08年「広島市民賞」を受賞。13年公開の映画「桜、ふたたびの加奈子」の音楽も担当。