マイクロソフト、モバイル用OSを無償化
時代の流れには逆らえない感じですね。
マイクロソフトはソフトの会社ということで、モバイルに限ってとなったけど、無償化したようです。
やっぱりOSでお金を取る時代ではなくなったのでしょうね。
OSはプラットフォームなので、使って貰ってなんぼ、水道の蛇口ですね。
今のところタブレットにおけるシェアは数%のようですが、今回の無償化によって、今後どうなるでしょうか。
マイクロソフト、小型タブレットとスマートフォン用Windowsを無料化。IoT用もフリー
Engadget - 2014年04月03日 09:21
開発者イベントBuild 2014 のオープニングキーノートより。マイクロソフトが、モバイルやIoT向けWindows OS の価格戦略を明らかにしました。スマートフォンや9インチより小さい画面のタブレットについては、Windows を無料化します。
マイクロソフトは競争の激しい小型タブレット機器については昨年からメーカーへのライセンス費用を引き下げ、Computex 2013 では Office も標準で付属させる戦略を発表していました。
OEMへのWindows OSのライセンス費用が具体的にいくらなのか / だったのかは非公開ですが、9インチ未満のタブレットについては「ゼロ」になり、Android などと戦いやすく製品を売りやすくなります。
9インチ以上と未満で壁がある理由は、小型タブレットは競争も激しく少額のライセンス費用でも大きく響くことや、サティア 新CEOのもと「モバイルファースト、クラウドファースト」の戦略を採るマイクロソフトにとって重要な領域であることが挙げられます。また画面の大きなタブレットはOffice などプロダクティビティやビジネス用途で主流の伝統的なノートPCや2 in 1 デバイスなどと区別ができず、そちらでは従来どおりのライセンス費用ビジネスを継続するためと考えられます。
スマートフォンについても、モバイルファーストの姿勢と単価、競争という同じ理由が挙げられますが、Windows Phone は比較的低価格の新興市場にも力を入れておりライセンス費用はさらに大きく影響します。
また携帯電話ではマイクロソフトみずからがノキアの携帯ハードウェア部門を買収し Lumia シリーズを始め Windows Phone スマートフォンを販売する立場になることから、OSメーカーが強力な自社ハードウェアも売っておいて他社からは高額なライセンス費用を取る、では参入してもらうのが難しい理由もあります。