ノバルティス社、副作用報告漏れ

こういう事が起こるのは患者としては残念ですね。
ただ非難ばかりというのも個人的にはどうかなとも思う。
以前にも書いてるような気がするけど、大きなお金が動く業界で決して真っ白ではないと思うし、白も黒も存在しているものだと思います。
不正はあったりするものと思ってるので、自分は残念ではあるけど裏切られたというような感情もないかな。
不正が発覚したら、淡々と処理して罰して欲しいと思うし、こういった事は「起こるもの」と考え2度目が起きないような対応をして欲しいとも思う。
性善説とか性悪説とどちらかに決め付ける方が無理があって、完全に真っ黒なら生成は無理と言われてたグリベックを膨大なリスクを負ってまで開発してないと思うし、本来国家がやるべき内容のような貧困層向け無料プログラムなんかもやらないでしょう。
この会社がグリベックを開発してくれなかったら、どこかの会社が開発することにはなってたかもしれないけど、世に出るのは何年も遅れてたと思うし、そうなら自分の命も危うかったかもしれません。
なので、人の病気につけ込んで金をむさぼる、拝金主義のならず者集団というのは半分合ってて半分間違ってますね。
患者のために尽力している方もいれば、不正を行なってでも業績を上げたい人もいるというのが現実だと思います。

副作用報告漏れ、最大1万件=白血病薬など―ノバルティス


時事通信 6月9日(月)20時21分配信


 製薬大手ノバルティスファーマは9日、営業担当者らが同社製品の重い副作用とみられる症例を把握しながら、社内規定に反して担当部署に報告していなかったケースが最大約1万件あったと発表した。国への報告義務の対象だったとみられる症例もあり、同社が詳細を調べている。
 同社によると、東京大病院などが行った白血病治療薬の臨床研究に販売元の同社の社員が関与していた問題で、副作用情報の報告漏れを指摘されたことを受け、4月に全社員約4500人を対象に社内調査を実施した。
 その結果、2002年以降で約1万件の社内規定に反する報告漏れが判明。重複している症例もあるとみられるが、白血病治療薬など複数の製品であった。9日までに厚生労働省に報告したという。