無意味な非暴力

連日チベットでのデモがニュースになってますが、
今日もこの出来事について書きます。


デモは各地に広がり、
中国国内ではYou TubeBBCもアクセス禁止の情報統制が行われ、
洗脳させられた人民は「チベット独立派を殲滅せよ!」
「不要軟手(手加減などいらない!)」と叫び、
政府は「殺傷性ある武器使用してない」と銃殺報道に反発したり、
中共が生んだ偽パンチェン・ラマ氏を使ったり…
といった、何一つズレない予想通りの展開になっている訳ですが…。


ダライ・ラマ14世は、非暴力を訴えかけてますが、
仏教を信仰する方々には大変申し訳ないと思いますが、
今回の件に関しては非暴力は無意味だと思います。


非暴力というのは聞こえはいいですが、
やはり現実は現実で、
昨日のブログでも書いたように、
悪が存在する以上、結局は力が必要です。


嘗てガンジーは非暴力・非服従を貫き、
インドを独立へと導きました。
しかし、これにはちゃんと訳があり、成功した訳です。


インドはイギリスに支配されていた訳ですが、
非暴力・非服従で持って独立出来たのは、
彼らを虐殺しても、彼らは支配者のための大きな労働者であって、
結局虐殺しても支配者自身が困る事になるから、独立が出来た訳です。
まぁ、会社のストライキですよね。
しかし、中共チベット人をいくら殺そうが関係ありません。
寧ろ、チベットの血を無くそうとしているくらいです。
酷い話ですが、それが目的で、男性は生殖器を切除、
女性は漢民族に強姦され、
チベットの純血を無くそうとしているくらいです。


ダライ・ラマ14世の言う、「憎しみは憎しみを呼ぶ」は間違いないと思います。
しかし、自分の身を守るための正当防衛はやむを得ないと思います。
戦争など、一方的な武力行使は絶対にあってはならない事で、
軍事力というのは、やむを得ない正当防衛のみに使うものだと思います。
縄張りに入られて威嚇、抵抗しない動物はあまりいないと思います。
(いるのかもしれませんが、自分の知る限りはいません。)


とは言え、チベットには軍事力がほとんどないので、
彼らは精一杯抵抗して、
彼らの悲痛を少しでも世界に訴え助けを求めることしか出来ないと思います。
結局諦めれば元通りで、処罰されオシマイです。
成功するとも限らないので、民族の命を掛けての戦いです。


今回の件も含め、中共が犯してきた罪はとてつもなく大きいです。
でも、世界各国はどう行動に出るのか分かりませんが、
中国の大きな市場と世界の工場だけのために国際社会がチベットを見捨てるのであれば、
国際社会も愚かで罪があると思います。


結局血を流すしか無いのでしょうか…
なんて言って平和ボケしている自分が哀れです。


自分には大きな事は出来ませんが、ブログを書いて、
中国の実態を知らない方々に、
日本では考えられない事が起きていることを伝える事は出来ますので、
こうして中共を抗議したいと思います。


でももし人権擁護法案が通れば、
このブログ書いた時点で逮捕されてしまいますね。
日本国民、そろそろ平和ボケから抜け出さないとマズいのではないのでしょうか。



コラァ!中国、いい加減にしろ!

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