核廃絶の国会決議
核廃絶の国会決議がされたようですが、
方向性は間違っていなく、
個人的には全世界が目指す最終目標であると思います。
状況とタイミングによって非核は可能になると思います。
ただ、僕は空想的平和主義者ではないので、
現時点での核根絶はそのプロセスとして間違っていると思います。
今の日本としては、「核を無くすために核を持つ」という立場を取るべきだと思います。
このブログで良く何かに例えたりしますが、
世の中の治安は警察がいて保たれています。
具体的には、拳銃やその他の武器を持つことで保っています。
それ無しには治安は保てません。
理想の社会としては、そういった武器無しで治安が保てることです。
それを実現するには、犯罪を犯す人間がいない世の中であることが前提となります。
核も同じで、全人類の人徳が上がれば核など必要無いと思います。
ですが、現状は北朝鮮や中国などの犯罪国家が世の中に存在するのが現実です。
その中で、空想的平和主義者が述べているような、
お花畑のような考えで武器を一切持たなくなったとしたら、
恐らくチベットや東トルキスタンのようになってしまうでしょうね。
冒頭で述べた状況というのは、全人類の人徳が、
例えばダライラマ法王のようなレベルに達した状態です。
そうなると核も必要ありません。
でも現実的に考えたら、それも無理っぽそうですね〜(笑)性悪説です(笑)
核を始め、軍力が必要無くなるのは何千年後といったところでしょうか。
その時までに人類が生き残ってたらの話しですが…(笑)
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<核廃絶>衆院、初の決議 政府に一層の努力要求
6月16日13時26分配信 毎日新聞
衆院は16日午後の本会議で、核兵器廃絶に向けた取り組みの強化を求める決議案を全会一致で採択した。核廃絶の国会決議は初。決議案は「唯一の被爆国として核兵器廃絶に向けて先頭に立って行動する責務がある」と明記し、政府に「核廃絶・核軍縮・核不拡散に向けた努力を一層強化すべきだ」と求めた。
決議案は、オバマ米大統領が核廃絶を目指す包括的戦略を表明したのを受けて野党側が提案し、与党と内容を検討してきた。参院も17日に同様の決議を行う見通し。【木下訓明】
◇核廃絶決議の要旨◇
わが国は唯一の被爆国として、世界の核兵器廃絶に向けて先頭に立って行動する責務がある。冷戦後も核兵器の脅威は高まりつつある。現実を重く受け止め、核保有国の理解を求め、核軍縮・核不拡散の取り組みと実効性ある査察体制の確立を積極的に進めるべきだ。
4月5日、オバマ米大統領は「核兵器のない世界」を追求する決意を表明した。国連安全保障理事会も北朝鮮の核実験に対し決議1874号で断固たる拒否の姿勢を示した。政府はこの機会をとらえ、核兵器廃絶の動き、とりわけ北朝鮮の核問題を含む地域の核廃絶への対応を世界的な潮流とすべく努力しなければならない。
2010年核拡散防止条約(NPT)再検討会議で主導的役割を果たすとともに、国際社会に働き掛け、核実験全面禁止条約(CTBT)の早期発効など、核廃絶・核軍縮・核不拡散に向けた努力を一層強化すべきだ。
(Yahoo!ニュース)