ゼロ金利

金融政策決定会合の結果、ゼロ金利が発表されました。
借金する側にとってみれば、負担が軽くなって良いですね。
逆に預金金利はもっと下がるはずです。
ということで、タイミング的に9月末までの住信SBIネット銀行の定期預金金利キャンペーンに応募しておいて良かった(笑)



この金融政策が日本経済を救う (光文社新書)

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日銀、ゼロ金利政策を復活 国債買い入れ35兆円基金も創設


産経新聞 10月5日(火)13時45分配信


 日銀は5日開いた金融政策決定会合で、政策金利である無担保コール翌日物金利の誘導目標は、現行の年0・1%程度から0〜0・1%程度に引き下げる追加金融緩和を全員一致で決めた。事実上のゼロ金利政策の復活となる。ゼロ金利は4年3カ月ぶりとなる。円高や政策効果の息切れを背景に、景気の下振れリスクが強まったと判断した。


 日銀は決定会合後に発表した声明文で、「実質ゼロ金利の採用を明確化した」と強調した。さらに、臨時措置として、国債社債など多様な金融資産を買い入れる基金の創設も決めた。規模は35兆円程度を検討する。


 8月30日に開いた臨時政策決定会合で、新型オペの資金供給枠を20兆円から30兆円に拡大することを決定したのに続く緩和措置となる。


 先に発表した9月の日銀短観では、大企業製造業の業況判断の改善幅が大幅に縮小したほか、先行きは悪化が見込まれ、景気の腰折れ懸念が高まっていた。


 また、外国為替市場では、9月15日に政府・日銀が6年半ぶりに為替介入を行った後も、1ドル=83円台の円高水準で推移。米連邦準備制度理事会FRB)が11月に追加緩和に踏み切る公算が大きく、日米の金利差縮小で一段と円高が進む恐れが出ていたことにも配慮したみられる。