東海地方でもカエンタケ

自然兵器なキノコとして有名なカエンタケですが、東海地方でも急増しているようです。
実家付近では生えてなさそうだけど、どうなんでしょう。
見た目的にもアレですので食べようと思う人は少ないと思いますが、注意が必要です。
誤食があるのは食用のベニナギナタタケと似ているからだそうで、キノコ狩りする方は要注意ですね。
致死量は3g。
症状は悪寒・眼球充血・腹痛・頭痛・胸痛・手足の痺れ・嘔吐・下痢・喉の渇き・高熱・腎不全・肝不全・呼吸器不全・循環器不全・運動障害・意識障害・脳障害・小脳萎縮・手足、顔面の腫れ・脱皮・糜爛・脱毛・血圧低下


記事を読むと、「触らないで」との看板を立てて被害が出ないよう対処しているようですが、上記症状も付記しておけばバッチリだと思います(笑)



日本の毒きのこ (フィールドベスト図鑑)

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猛毒キノコのカエンタケ、東海地方でも急増


読売新聞 10月3日(月)12時37分配信


 猛毒のキノコ「カエンタケ」が東海地方でここ数年、急速に増えていることがわかった。


 触って汁が付くだけで皮膚がただれ、食べた場合は激しい下痢になったり、言語や運動に障害が出たりする。1999年には新潟県で食べた人が死亡する例もあり、自治体が注意を呼びかけている。


 カエンタケは赤やオレンジ色で高さ3〜15センチ。人の手や指のような形で、コナラやミズナラなど「ナラ類」の枯れ木の根元近くに多く生えるという。


 岐阜市北部の森林公園では4、5年前から、複数の場所で見つかるようになった。今のところ被害はないが、先月、「触らないで」との看板を数か所に立てた。


 キノコの専門家によると、昔は山深い所でしか見られなかったが、この2、3年は愛知県の尾張旭市春日井市三重県いなべ市など住宅地に近い里山でも見つかっているという。