救済雇用

派遣切り救済雇用ということで、
応募を募ったそうですが、芳しくなかったようです。
個人的には、やっぱ仕事選んでるだけじゃん、
と思ってしまいました。


毎日派遣切り、派遣切りと高給取りのマスコミが叫んでますが、
派遣切り問題は数々疑問に思うところがあります。


確かに不況かもしれませんが、本当に仕事が無いのか?
今は円高となりトヨタなどの大手がリストラをしています。
然しながら、円高という事はそれにより利益を得る業界もある訳です。
僅かですが、全体としてみたら円高国益となるようです。


今回の介護会社や幸楽苑、タクシー会社のような、
人手が足りなくて採用数を増やすような企業もある訳です。
まずは何でも良いので、働いて欲しいと思ってます。
個人的な思想かもしれませんが、仕事というものは、
社会という組織の一員として、役割を果たすことだと思います。
人間というのは社会的動物、社会という組織を形成して生活をする動物です。
よって、各々には役割があります。
人間としてその社会に生きている以上、
その役割(仕事)を果たして生きていく義務があります。


しかし、年末の派遣村も疑問が多く残りますよね。
勿論本当に困ってあの場にいた方もいるとは思います。
ですが、実際どうなんでしょうか。
あの中には元々ホームレスの方も多く含まれてますし。
どさくさに紛れて憲法9条の旗を持った連中は一体何なんでしょうか。


救済雇用


兎に角、政治臭プンプンですよね。
こんな記事も見つけました。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090118-00000535-san-soci


最後に、今後の社会はどんどん知識社会となっていくと思います。
簡単に言えば、ただ組織の歯車になっているだけでは必要とされない、
そんな感じの世の中になると思います。
安定して生きたいのであれば、知識(スキル)を身に付け、
人に“この人材は必要だ!”と思わせる人間にならないといけません。


派遣問題は、
「働かない人」と「働けない人」をごっちゃにして考えてはいけません。



人材派遣のことならこの1冊 (はじめの一歩SERIES)

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希望ミスマッチ…派遣切り救済雇用 応募サッパリ


 全国の製造業で相次ぐ非正規社員の「派遣切り」。雇用対策として、さいたま市が発表した臨時職員100人の採用計画の応募が8人にとどまったことが明らかになったが、新規雇用を打ち出したほかの企業や自治体でも元派遣社員の応募が少数にすぎない実態が分かってきた。「派遣切り救済」と「人手不足解消」の一石二鳥を狙った企業や自治体は肩すかしを食った格好となっている。


 高齢介護施設を全国で展開するさいたま市の介護会社「メデカジャパン」。日産や日本IBMなど派遣社員削減を発表した30社に人員募集の文書を送ったが、「応募は1件しかありません」(担当者)。


 「派遣削減が報道されたあらゆる企業に送っているが、職種や場所がなかなか合わないようで」と担当者は戸惑いを隠さない。


 ラーメンチェーンの「幸楽苑」(福島県郡山市)では派遣切りが相次ぐ現状に先月、例年の3倍の150人の中途採用を発表。ところが面接にきたのは20〜30人。派遣切りにあったとみられる人はうち2、3割。担当者は「このご時世なので、社会の役に立ちたいと採用数を増やしたが、拍子抜けしました」。


 厚生労働省は企業への聞き取り調査から派遣切りで3月までに8万5000人が失業すると試算。このような中、慢性的な人手不足を解消しようと新規雇用を打ち出す企業も多い。


 タクシー会社「エムケイ」(京都市)は先月、運転手1万人の新規募集を発表。1週間で140人が説明会に訪れたが、「元派遣社員の方はチラホラという程度。もっと応募があると思っていたが…」(担当者)。


 当惑しているのは、自治体なども同じ。新潟県上越市は派遣切りなどにあった市内在住者を対象に小中学校の安全管理を行う臨時職員80人を募集。「定員がいっぱいになった場合、追加募集するか検討しようとした」が、申し込みは22人にとどまっている。


 大分キヤノンなどで合わせて数千人の派遣切りが見込まれる大分県。「JAおおいた」(大分市)では、人手不足にあえぐ農業の現場で働く求人を呼びかけたが、問い合わせがあった約50人のうち元派遣社員は数人だけだった。


 「日本養豚生産者協議会」(東京)も100人の求人を発表し、57人から応募があった。しかし、こちらも「元派遣社員は2割に満たず、逆に『会社に勤めているが転職したい』という問い合わせがあった」という。


 こうした原因は、元派遣社員が希望する職場と、人手が足りず求人している職場があわない「ミスマッチ」によるもの。厚労省職業安定局は「どうやってこうした問題を解消するかは検討していきたい」としている。


(Yahoo!ニュース)