Win+Rのススメ


私はMacもWinも結構ショートカットオタクなんですが、
Windowsキー+R[ファイル名を指定して実行]が意外と使えることを知り、最近よく使ってます。
ちなみにショートカットは、
右利きなのにCtrl+Insertを使うくらい色々使います(笑)
(あまり知られてないかもしれませんが、
Ctrl+InsertはWinで左利きの人がショートカットの基本である、
Ctrl+Cのコピーを容易に実行できるために割り当てられています。
私はこれを、左手はTabやAlt+Tabで移動や切り替えに使い、
右手でCtrl+InsertやShift+Insertでコピーやペーストなどの作業を行います、、、)


私は今までWin+Rはシステムに絡むものしかすぐに実行が出来ないので、
IEコマンドプロンプトを立ち上げたりするくらいしか使ってなく、
ランチャーソフトを使ってましたが、
もっと便利に使う方法があったので、紹介します。


上記に書いた、システムに絡むものしかすぐに実行できない(例exproler、cmd、excelなど)のは、
逆に言えば何故システムに絡むものはアプリ名等を入力するだけで実行出来てしまうのか、
ということになります。
実はそれは、システムに「パスが通っている」からです。
パスが通っている、というのは私もはっきりは理解していないので上手く説明出来ませんが、
簡単に言うと、よく使うパスは予めシステムに記憶させておくと省略が出来る、
絶対パスを書かなくてよいということです。


では実際記憶されてるパスを見てみましょう。
コントロールパネルでシステムを選択して、
詳細設定のタブをクリックします。
下の方に環境変数とありますが、それをクリックします。
環境変数の画面が開きますが、
システム環境変数の中のPathに色々とパスが登録されていることが確認できます。
ここに任意のパスを入力してあげれば良いのです。
見ても分かるかと思いますが、;(セミコロン)で区切られています。
ちなみにユーザー環境変数で同じことしても構わないと思います。


これで自分のよく使うファイルやアプリ、
フォルダが名前を入力するだけで実行可能になり、便利になりました。
でも、、、やっぱり不便ですよね??
そう、よく使うファイル等のパスを全部登録しないといけない訳ですから。
…しかし、それを逃れる賢い方法があるのです!


それは、任意の場所にショートカットを集めることです。
例えば「C¥:Documents and Settings」にショートカット置き場というフォルダを作成し、
そこに自分の良く使うファイルやアプリ、フォルダのショートカットを集めます。
そして、先程の環境変数のPathに
「C¥:Documents and Settings¥ショートカット置き場」を追加すれば良い訳です。
こうすれば環境変数に登録するパスは一つで済みますし、
ショートカット置き場フォルダの中に入っているのは全てショートカットなので、
自由に名前が変えれます。
例えばFireFoxのショートカットを置いたとして、
FFとかに書き換えちゃえば、Win+R、FFでFireFoxが立ち上がってくれる訳です!
今はこの方法がすごく重宝してます。


ちなみにパスを通さなくても、shell:〜で立ち上がってくれるものがあるので、紹介します。


shell:Common Administrative Tools
shell:Administrative Tools
shell:SystemX86
shell:My Pictures
shell:Profile
shell:CommonProgramFiles
shell:ProgramFiles
shell:System
shell:Windows
shell:History
shell:Cookies
shell:Local AppData
shell:AppData
shell:Common Documents
shell:Common Templates
shell:Common AppData
shell:Common Favorites
shell:Common Desktop
shell:Common Menu
shell:Common Programs
shell:Common Startup
shell:Templates
shell:PrintHood
shell:NetHood
shell:Favorites
shell:Personal
shell:SendTo
shell:Recent
shell:Menu
shell:Programs
shell:Startup
shell:Desktop
shell:Fonts
shell:ConnectionsFolder
shell:RecycleBinFolder
shell:PrintersFolder
shell:ControlPanelFolder
shell:InternetFolder
shell:DriveFolder
shell:NetworkFolder
shell:DesktopFolder


あと、今までWin+Rをあまり使わなかった理由に、
必要なくなった履歴や、
間違えて打ったものの履歴が残るのが嫌で使ってませんでした。
しかしそれは、レジストリを編集することで消去できます。


HKEY_CURRENT_USER→Software→MicrosoftWindows→CurrentVersion→Explorer→RunMRU


上記の場所に「a」やら「b」やらあるので、それらを削除してしまえば良いです。
「(既定)」と「MRUList」は消してはいけません。
一々レジストリを編集するのが面倒くさい、という私みたいな方は、
下記のリンクから削除プログラムをダウンロードされると良いかと思います。


http://www.puni.ne.jp/~toumin/scripting/CommandHistory.html


あと、ランチャーソフトもそれはそれで便利だったので、紹介しておきますね。


Win:Bluewind
MacSnard※Shareware


私は面倒くさがりで、それは短所なんですが、長所でもあったりするんですよね。
面倒くさい!なんとか苦痛から逃れる方法を、、、と悪知恵?を働かせて、
作業効率を図っていきます(笑)
面倒くさがりでない方は、是非面倒くさがって下さい!



今すぐ使えるかんたんmini Windowsショートカットキー徹底活用技

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