ウィンドウの移動やリサイズが快適に！

本日はウィンドウの移動やリサイズなど、
ウィンドウ操作を楽に行うことを可能にするソフトをご紹介します。
個人的には、かなり神ソフトとして重宝してます(笑)
特に、Windowsで音楽制作されてる方は必見！
あーほんとは教えたくなかったかも…(笑)
なんて渋ってないで、ご紹介させて頂きます(笑)

WinMover

「WinMover」なるフリーソフトですが、このフリーソフトは、
ウィンドウのどこであってもAltを押しながら(デフォルト)ドラッグしたり、
ダブルクリック、ホイールを回転することにより、
ウィンドウの移動、リサイズ、閉じる、最大化、最小化、最背面化を行えます。
つまり、いちいちマウスをウィンドウ上部まで移動させてウィンドウを移動したり、
同じくマウスをウィンドウ下部まで持っていってリサイズしなくても、
現在マウスがあるその位置で移動・リサイズが行えるということです。

DAWによる音楽制作

最近このフリーソフトを見つけたのですが、
特にDAWによる音楽制作を意識して探していた訳ではなく、
ただWindowsを便利にするために探していたのですが、
これがDAWで使ってみると、超便利！鬼です(笑)
たかがウィンドウかもしれませんが、音楽制作が快適になります。

思えばDAWは、いくらショートカットを使えども、
どうしてもマウス操作が必要だったり、また、
オーディオ・プラグインやソフトシンセなど、
細々とした色々なウィンドウが表示される特徴があります。
そうした特徴にこのWinMoverはマッチしているのです。

使用例

音楽制作|DAW

音楽制作において、今時の風景として、
曲作りならばソフトシンセが色々立ち上がっていたり、
ミックスダウンになるとオーディオ・プラグインが色々と立ち上がっていたりするかと思います。
ちょうど、画像のような画面ですね。で、通常そのような音楽制作の作業では、
当たり前のごとくマウスをその子ウィンドウの上部まで持っていって、
あっちに移動したりこっちに移動したりすることが多いと思います。
画像のような細々としたウィンドウを、
マウスがあるその場で移動したりリサイズしたり、閉じたり出来るなんて、
素晴らしくないですか？
実際使ってみると、かなり快適で顔がにやけます(笑)

WinMoverの問題点

設定の問題

設定を変える際に、親切なことに、
ユーザー・アクションにより設定を記録するようになっています。
しかしそれが災いの元凶で、日本語環境だと、
アクションを記録すると何故か半角/全角キーとCapsLockまでもが押されていると記録されます。
初めこの問題に遭遇した時は、諦め掛けましたが、逃げ道がありました(笑)

設定ファイルの書き換え

WinMoverはxmlファイルにて設定を保存していますが、
このxmlファイルを直接書き換えることにより、問題を解消します。

「\Documents and Settings\ユーザー名\Application Data\EliasAE\WinMover」にある、
「WinMoverConfig.xml」をテキストエディタで開きます。
また、Application Dataは隠しフォルダですので、Windowsデフォルトの設定では表示されません。
予めエクスプローラーのフォルダオプションで「すべてのファイルとフォルダを表示する」に設定します。

隠しフォルダの設定

xmlファイルを開くと、下の画像のように設定が記述されています。

ウィンドウ操作の設定

例えば、僕はデフォルトでAlt+〜となっているものを、
Ctrl+Alt+〜と設定しましたので、下の画像のように書き換えて保存します。

ウィンドウ操作の任意設定

因みに「Left」となっているのは、キーボードの左側にあるCtrlなりAltという意味です。
キーの名称などの定義は、適当に記録して調べるしかありません(笑)

オススメ設定

前項でも登場していますが、Ctrl+Alt+〜あたりが無難だと思います。
押すキーは少ない方が良いので、
出来ればモディファイアキーはデフォルトのAltだけが望ましいですが、
Alt+ドラッグはWindowsの「ショートカットの作成」と被ってしまいますし、
音楽制作では、Cubaseで一時的にハサミツールにする機能と被ってしまいます。
ですので、Ctrl+Altあたりが無難かなぁ…と思っています。