被告人

こんにちは、小室被告人です。


小室被告


お会いした事ありませんので何とも言えないですが、
やっぱり元々は悪人のように見えませんね。
よっぽどその周りにいたハイエナ達の方が悪人だと思いますが…。。


本人が表現した「虚構の暴走列車」という一言に尽きるのだと思います。
虚構の暴走列車だという事は自分でも分かっていて、
分かっているけど止まらない、止められないという状態だったのでしょう。
お金が人生を狂わせてしまいました。お金、恐いですね。


まず有り得ないですが、例えば僕が覚醒剤を常用し、
止めたいけど、止めなきゃいけない事を分かってるけど、
止められないとなったとします。
そういった日々の中で、ある日逮捕という自分以外の力によって止められたら、
被告人の言う、
「音楽のかけらもない暴走列車に急ブレーキをかけていただき、虚構の列車が止まった」
と思うでしょうね。そしてその列車を止めて頂いた事に感謝すると思います。


まぁ、罪は罪ですので、
しっかり償って再び良き音楽を制作して欲しいと思います。
批判も多いかもしれませんが、
根強いファンが多い事も事実ですので、
いつか何らかの形で復帰する事は可能だと思います。


しかし、虚構の暴走列車とは、良く的を得た表現ですね(笑)
作詞もしていたセンスを感じます。



デジタル時代の著作権 (ちくま新書)

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借金だらけでもセレブ気取り豪遊…小室の散財に妻の影


 借金だらけでも超豪華マンションに住み、妻にも窮状を打ち明けず、豪遊を繰り返していた−。音楽著作権の譲渡をめぐり詐欺罪に問われた小室哲哉被告(50)の見栄っ張りな生活ぶりが、21日に大阪地裁で開かれた初公判で次々と明らかになった。著名な実業家の名前を利用したり、その場しのぎのうそをついたり…。犯行に至る過程で見せた小室被告の“素顔”は、初公判での殊勝な態度とはかけ離れていた。


 「僕はDVD撮影で、仕事の合間に来たってことにして。その方が雰囲気出るよね」


 公判で検察側が朗読した供述調書によると、小室被告は2006年7月30日に都内のホテルで被害者の投資家男性と会談する前、周辺の関係者にこう伝えていた。そこには、絶頂期の姿にすがりつくプライドが見え隠れする。


 会談では男性の信用を得るために、「(西武鉄道グループ元オーナーの)堤義明さんと懇意にしている。大規模な事業の話がある」「(メディア王といわれる)ルパート・マードック氏と会社を興すことも考えている」と“大風呂敷”を広げていた。


 見栄っ張りな態度は、妻のKEIKO(36)にも一貫していたようだ。「結婚後の1年間がもっともぜいたく。湯水のように、数億円を使った」と小室被告。04年に、小室被告が代表を務めるプロダクションが、KEIKOの実家がある大分を本拠にするサッカーJ1「大分トリニータ」とユニホームのスポンサー契約を結んだ際には、「すごいでしょ」と自慢げに語り、KEIKOを喜ばせた。


 借金を抱えても、「KEIKOに苦しい、つらい、厳しいという思いをさせたくなかった。破綻の直前まで、思い切り楽しませてやりたかった」と窮地を隠して生活。詐欺事件を起こした際にも「KEIKOに1500万円渡したい。何とかならないかな」と、共犯として逮捕されたプロダクション会社社長=起訴猶予=に無心していた。


 セレブな生活を捨てることができず、借金で首が回らない状態なのに家賃約290万円のマンションに住み、生活費は月500万−600万円。結局、毎月1700万−2300万円が必要になるなど、自転車操業の日々だったという。


 公判では小室被告が勾留中に書いた反省文も明らかにされた。この中で小室被告は「音楽のかけらもない暴走列車に急ブレーキをかけていただき、虚構の列車が止まった」と表現した。そこには、時代の寵児と呼ばれた面影はなかった。


(Yahoo!ニュース)