小室被告判決公判

たまに当ブログで取り上げている小室さん関連のエントリーですが、
本日懲役3年、執行猶予5年との有罪判決が下されました。


記者会見では


「私は大変大きな過ちを犯してしまいました。
被害者の方に大変長い間苦しい時を送らせてしまいました。
ファンの方、音楽関係の方、多くの方を裏切ってしまいました。
深く深くみなさまにお詫び申し上げたい。本当に申し訳ありませんでした」


と謝罪されましたが、個人的にこの「裏切る」ということに色々思うところがあります。

音楽というサービス


世の中には色々なサービスがあり、またそれに対する対価があり、
経済として回っています。
その中で、音楽というサービス…まぁ音楽だけじゃなくて芸術全般ですけど、
「癒し」や「現実逃避」を提供します。
ここで言う癒しというのはジャンル的なものでは無くて、
人の心に触れる、または影響を及ぼすという意味です。
だから、ヘヴィメタルであっても、それは誰かにとっての癒しです。
音楽というサービスを提供する、上記のような性質柄、
やはり裏切られた際の衝撃は大きく感じるものだと思います。
だから、音楽の仕事というのは重いなぁと思います。
特にライブを見たりすると、感じますね。


…なんて考えというか、持っていますが、
過ちを犯してしまっても未だに応援してくれているファンのためにも、
反省してまたがんばって貰いたいですね。

5億円詐欺事件関連エントリー



デジタル時代の著作権 (ちくま新書)

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目に涙、何度もおじぎ=「愚直に生きて」と裁判長−小室被告判決公判


5月11日9時36分配信 時事通信


 「被告人を懲役3年に処する」。量刑言い渡しの瞬間、小室哲哉被告(50)は大きくうなずき、「刑の執行を5年間猶予する」と続くと、一瞬動きを止めた後、何度か小さく頭を下げた。裁判長に判決が理解できたか問われると、何度も頭を下げ「はい、はい、分かりました」と小声で応じた。
 午前9時40分すぎ、小室被告は硬い表情で入廷。黒いスーツ、白いシャツに黒のネクタイ姿。「前に出てください」と裁判長に促され、証言台の前に立った。
 背筋を伸ばし、まっすぐ前を見据える。「被告人は、有罪である」。裁判長は冒頭でこう告げたが、量刑を含む主文言い渡しは後回しに。異例の進行に、小室被告は小さくうなずき、判決理由に聞き入った。
 理由朗読の15分間は立ったまま。裁判長から視線をそらすこともない。体は全く動かさなかったが、時折指先が震えた。
 言い渡し後、裁判長は「法廷で約束した通り、初心に立ち返り、愚直に生きてほしい」と述べ、小室被告は何度もうなずいた。閉廷後、振り返って傍聴席に目をやった小室被告は、目を真っ赤にして涙を浮かべ、2度頭を下げた。


(Yahoo!ニュース)