iPhoneでメモリを開放
iPhoneのレアな不具合なのか、
上の画像のようにメールで真っ黒の画面のままになってしまいました。
まぁ、再起動すれば直りそうですが、メモリを開放しても直るだろうと思い、
愛用のMemory Statusで開放をしてみました。
結果としては、やっぱり直りました。
Memory Status
Memory Statusはメモリの使用状況を円グラフとして視覚的に表示してくれたり、
どのプロセスが起動しているのかを表示してくれたり、
メモリを開放してくれるiPhoneアプリです。
不具合がありつつも現在はアップデートされずに放置されてますが、
色々大人の事情があるんですね(笑)
アップデート出来ない事情
iPhone OS 3.0から、Appleの方針としては、
システムに干渉するメモリの開放機能は認めない方針になりました。
よって、iPhone OS 2.xの時代のメモリ開放アプリは、
去勢されて生き残るか、撤退するかどちらかになります。
そんな中このMemory Statusは可能な限りずっとアップデートをしない、
という方針を取ったのでしょうね。
このiPhoneアプリ、重宝しますからユーザーとしてはそういった心遣い、
大変ありがたく思います。値段も現在は¥115と購入しやすいです。
Appleとしても、iPhone OS 2.xの時にはメモリ開放機能を認めていたので、
AppStoreに残ったままという状態は黙認なんでしょうね。
しかし、いずれは無くなるでしょう。
表示の不具合
iPhone OS 3.0におけるMemory Statusの主な不具合としては、
iPodのアイコンが表示されない不具合があります。
本来はこんな感じで表示されます。(iPhone OS 2.xの場合)
しかしiPhone OS 3.0〜の場合は、、
Running User Processes画面では、iPodアイコンがはてなマークで表示されてしまい、
Cleaning Memory画面では表示もされません。
これはiPhone OS 3.0からiPodのプロセス名が、
MobileMusicPlayeからMobileMusicPlayerに変更されたことが原因らしいです。
開発者もこの問題を解消してアップデートを申請した訳ですが、
アイコンの不具合を直しただけじゃダメ!メモリ開放機能を削除しなさい!
とAppleから言われたんだと思います(笑)
この辺の事情を知らずにAppStoreのレビューで、
「表示不具合があるのにいつまでもアップデートしない糞アプリ」
的なレビューを見ると、なんだかなぁ…と思ってしまいます。
ただ、開発者によると表示上の不具合であってメモリの開放には問題無いそうで、
また、僕も普段から使ってます。
iPhone標準機能としてのメモリ開放
実はiPhoneには標準でメモリの開放機能が備わっているんです。
ただ、Memory StatusのようなiPhoneアプリのように、
極限までは開放出来ませんが…(笑)
開放の方法
やり方は至って簡単で、下記の手順でメモリを開放させることが可能です。
開放前と後の変化
メモリの開放具合をMemory Statusを使って見てみました。
まずメモリ開放前。結構真っ赤っかですね。
開放してみると…
それなりにスッキリしますね。
因にMemory Statusで「主要プロセスは起動していません。」
が表示されるまでクリーニングすると…
かなりスッキリします(笑)
と、まぁ長々とiPhoneにおけるメモリの開放について書きましたが、
普通に使う分には標準のメモリ開放機能で大丈夫だと思います。
Memory Statusの円グラフで見たときに、
真っ赤っかの状態にならなければ問題無いはずです。
iPhoneをお持ちの方で、メモリの使用状況を見た事無い方は、
Memory Statusなどのユーティリティで見てみると面白いかもしれませんよ。
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