DNA修復を妨げる遺伝子発見
これはすごい発見ですね。
DNA修復を妨げる遺伝子があるとは、、。
人間の体はすごいシステムだと再認識。
CMLになった原因を一つに絞ることは出来ず、医療上は確率でしかないと言われるけど、その複雑な原因の一つに実はこの遺伝子が要因としてあったんじゃないかと妄想したり…(笑)
で、他の数々の要因も偶然重なり免疫機構をすり抜けて、、。
まぁCMLになった原因なんて確率でしかないから考えてもしょうがないと思うんですが、どうも患者の立場だと原因を考えてしまうんですよ(笑)
医学的根拠なく、あの時のあれがいけなかったんじゃないかとか…(笑)
結果として実用化出来ても、出来なくても、このような発見は素晴らしいことです。
CMLに限らず、いつか実用化されたらいいなぁ〜。
- 作者: ロバート・L.シュック,小林力
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2008/07/04
- メディア: 単行本
- 購入: 4人 クリック: 32回
- この商品を含むブログ (41件) を見る
DNA修復を妨げる遺伝子=がん新薬に応用期待―慶大と産総研
8月19日2時3分配信 時事通信
太陽の強い紫外線や体内の活性酸素などの影響でDNAが傷つくと、細胞の活動がいったん停止して修復作業が行われるが、普段はこの修復作業が始まらないように制御している遺伝子が見つかった。
慶応大医学部の中田慎一郎特別研究講師と産業技術総合研究所の夏目徹チームリーダーらが19日付の英科学誌ネイチャーに発表した。
がん細胞の場合、この遺伝子「OTUB1」の働きを抑えれば、細胞の活動を止め、さらに死に追い込める可能性があり、がんの新薬開発につながるかもしれないという。
DNAが損傷すると、たんぱく質が鎖状につながった「ユビキチン鎖」が目印として結び付き、細胞活動が停止して修復作業が始まる。OTUB1遺伝子が作る酵素は、このユビキチン鎖の形成を妨げる役割がある。