こんな記事を見つけました。
ちょっと数字が偏ってる気もするんですが、
まぁ、がん治療費は高いってことですよ。
でも本当のがん治療費の平均はいくらくらいなんでしょう。
保険診療や健康食品などに使った総額は…
健康食品の支出まで混ぜちゃってますから、ちょっと頂けないですね。
それに患者世帯の年収が200万〜300万円とありますが、
もし年収200万円でがん治療費133万円だったら、
67万円で1年間生活しないといけないんですよ?
家賃、光熱費など考えたら、難しいと思うんですが…。
ただ、確かに偏ってる記事だと思いますが、
「医療産業が制度から金を貪るための煽り」といったコメントには、
ちょっと賛同出来ないかなぁ…。
効かない抗がん剤を患者に与え続け、金を貪る製薬会社、みたいな。
決して綺麗事ばかりの業界では無いとは思いますけどね。
でも、そういう人に何故抗がん剤の効きが悪いのか聞いてみても、きっと答えられないでしょうね。
そして僕が服用している分子標的薬が何故効いて何故副作用が少ないかも答えられないと思います。
そもそも分子標的治療自体を知らないと思います。
でも患者にでもならないとこんな事勉強しないですし、そう思われるのも仕方ないと思います、、。
因みに治療費ですが、
持病の慢性骨髄性白血病ですと、まとめて処方無しで色々考えてみた場合、
年60万円前後といったところでしょうか。
勿論色々な条件からこれ以上になったりこれ以下になったりはします。
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がん治療費、年平均133万円…7割が負担感
(読売新聞 - 03月20日 19:27)
がん患者が1年間に治療のために支払う費用は平均約133万円で、7割が経済的な負担を感じていることが、NPO法人「日本医療政策機構」の調査で分かった。
昨年11月中旬〜12月末、患者団体を通じて患者や家族などに郵送やインターネットでアンケートを行い、1618人から回答を得た。
保険診療や健康食品などに使った総額は平均で年132万9000円。患者世帯の年収は200万〜300万円が16%と最も多く、「とても負担が大きい」「やや負担が大きい」が合わせて71%に上った。経済的理由で治療を断念したり、別の治療に変えたりした患者も7%いた。
医療機関の診断や治療方針を決めるまでの過程、受けた治療について満足度を尋ねたところ、「不満足」「どちらかといえば不満足」が合わせて20〜29%だった。「情報が少ない」「精神面のサポートが不十分」などの理由が多かった。