iPhoneのフィルタリング改善要求

確かにスマートフォンは携帯電話ですが、完璧に対応出来るんでしょうか?
個人的には少し無理があるような気もするんですが、、
iPhoneのブラウザはPCプラウザと同じ位置付けですから、ある意味ノートPCにフィルタリング機能を強化しろと言っているようにも見えます。
そう考えるとPCと同じ発想で考えた方が良い気がします。
有害サイト規制法が成立した時は今程スマートフォンの競争は激しくなかったこともあり、あまりスマートフォンのことは考えられてないのではないのでしょうか。
スマートフォン市場が大きくなってますので、スマートフォンの事を考慮しないと難しい問題だと思います。



国内版 Apple SoftBank iPhone 4 8GB ホワイト

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iPhone フィルタリング改善要求へ 総務省


毎日新聞 12月19日(日)11時7分配信


 ソフトバンクモバイルスマートフォン(多機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)」の、青少年が有害サイトを閲覧できないようにするフィルタリング機能の提供方法が不十分だとして、総務省が作業部会で同社から事情を聴いている。製造元の米アップル日本法人にも質問状を送って事実確認を進めており、同機能の提供義務を負うソフトバンクに改善を求めていく構えだ。【乾達、赤間清広】


 携帯電話の利用者が18歳未満の場合、保護者の申し出がある場合を除いて携帯電話会社はフィルタリングをかけた状態で販売することが、09年施行の有害サイト規制法で義務付けられている。スマートフォンの場合もアイフォーン以外の機種は携帯電話回線の使用時にフィルタリングがかかる状態で販売されている。


 しかしアイフォーンの場合は、購入後に利用者が設定をしないとフィルタリングがかからない仕組みとなっている。通常、フィルタリングは携帯電話回線の接続先を制限する形で行うが、ソフトバンクによると、アイフォーンは回線への接続経路が日本の携帯電話と違うため制限ができず、無料ソフトを使って端末の側で閲覧先を制限する方式を採用している。


 しかし同方式で実際に制限するには、クレジットカード登録や一部ソフトの利用停止など煩雑な作業が必要。ソフトバンクは、手順を記した説明書を渡して保護者に設定を任せているが、作業部会では「作業が面倒なこともあり、事実上設定されていないのでは」と販売方法の適法性を疑問視する声も上がっている。


 ただし携帯電話とパソコン(PC)の機能を併せ持つスマートフォンは、ほとんどの機種で携帯電話回線の代わりに公衆無線LANを使ってインターネットに接続することも可能だ。この場合はアイフォーンに限らず、通常のPCと同じように保護者がフィルタリングを設定する必要がある。


 アイフォーンなどのスマートフォンは、利用の自由度が高く海外製品も多いため、機能制限が難しい面がある。数年後には携帯電話販売の半数をスマートフォンが占めるとの見方もあり、携帯電話会社は、フィルタリング機能の利用浸透に向けた一層の努力が求められることになりそうだ。