ニュース記事の見出しは一見iPod touchの処理速度が低いかのように思えますが、実際はiPod touchが低いというよりiPhone 5がスバ抜けて速い感じですね。
以下のグラフを見ると、一目瞭然です。
これらの結果は発売してすぐにネットに上がっていたので既に知っていたことですが、意外だったのはPowerMac G5との比較です。
PCのCPUとの比較は見たことがなかったし、自分でもあまり考えたことがありませんでした。
なんとiPhone 5はPowerMac G5の約1.5倍の処理速度があるようです。
PowerMac G5なんて結構前のコンピュータかもしれませんが、当時は最強みたいに言われてましたし、自分も使っていたので、あの小さな携帯電話がそれの1.5倍の処理速度があるなんて…と軽く衝撃を受けました。
PowerMac G5は当ブログの初期の頃に普通に使ってましたし、それで普通に音楽制作もしてました。
勿論今ほどソフトシンセを贅沢に使ったりは出来なかったけど、それなりには使えてました。
テクノロジーの進歩はすごいですね。
ただ今後CPUに関してはそこまで処理速度は伸びないような気もしてます。
普通にネットをみたり使う分にはCore 2 Duoでも十分なくらいですし、一般的な使い方をする分には処理速度は有り余るくらい向上しました。
ユーザーの環境がスマートフォンやタブレット、ウルトラブックなどモバイルに移行していることもあり、より省電力を求められるようになりました。
今年発売のIvy Bridgeは消費電力の低下を謳ってましたし、次期モデルのHaswellもやはり省電力を謳ってます。
省電力に越したことはないのですが、音楽制作という観点ではあまり関係ないので、Sandy Bridgeで自作PCを組み立てておいて正解だったかも。
Apple iPod touch 32GB 第5世代 ホワイト&シルバー MD720J/A
- 出版社/メーカー: Apple Computer
- 発売日: 2012/10/09
- メディア: エレクトロニクス
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新型 iPod touch のベンチマークスコアは、iPhone 5 の半分以下だった
japan.internet.com 10月16日(火)19時11分配信
電話機能が不要な一部のユーザーは、iPod touch を iPhone の代用品として利用してきた。だが 新型 iPod touch はそのような利用には不向きかもしれない。Geekbench は、Apple iOS デバイスの最新ベンチマークスコアを公表。新型 iPod touch のスコアが619ポイントであることを明らかにした。
新型 iPod touch のベンチマークスコアは、第4世代 iPod touch よりも200ポイント以上向上している。だが、iPod touch と同時発表された iPhone 5 のベンチマークスコアは1,573ポイントを記録。iPod touch の倍以上のパフォーマンスを持つことを示した。新型 iPod touch のパフォーマンスは iPhone 5 だけでなく、1年前(2011年10月)に発表された iPhone 4S のベンチマークスコアにも、若干ではあるが劣っている。
今回のベンチマークは、iPhone 5 のパフォーマンスが他の iOS デバイスよりも群を抜いて高いことを証明しただけと見る向きもあるだろう。iPhone 5 のベンチマークスコアは、今年6月に発表された新型 iPad のスコア(825ポイント)の2倍近い数値を記録しているからだ。
だが、今後登場するアプリの多くは iPhone 5 のパフォーマンスを前提に設計されたものになると予想される。特に、ゲームアプリではその傾向が強くなるだろう。そうなった場合、新型 iPod touch の購入者は iPhone 5 と同じアプリ体験を得ることはできなくなり、がっかりすることになるかもしれない。
Geekbench のスコアは、1.6GHz の Power Mac G5 のパフォーマンスを基準にしている。スコアが1,000ポイントであれば Power Mac G5 と同等、1,000以上であれば Power Mac G5 以上のパフォーマンスを保有していることを意味している。