2012衆院選

自民党圧勝、民主党惨敗ということで、予想されてた通りの展開ですね。
個人的には何とか自民党に圧勝して貰いたいと思ってたので、良かったです。
圧勝に拘る理由は経済政策なんですが、やはり反リフレ、緊縮派が多いので、少しでも円滑に政策を実行して貰いたいためですね。
懸念してるのは上記の反対派もそうですが、マスコミの批判も心配ですね。
麻生さんの時の経済政策が鳩山さんの頃に効果が出始めたように経済政策の効果にはタイムラグがありますから、そういうのを無視して、やっても効果なかっただのバラマキだの色々言われそうな気がします。


圧勝といってもその中身は色々で、元々自民党を支持してたり、消去法だったり、兎に角民主党にNOを突き付けたかったり、色々あっての圧勝だと思います。
自分は前にも書いたように自民党支持というよりは安倍さんだから支持というところが大きいです。
石破さんが総裁でも票は入れてたかもしれないけど、谷垣さんでは入れてなかったかも。
谷垣さんは消費税増税でも分かる通り、野田さんと変わらない緊縮派ですからね。
安倍さん支持なのは過去に何度か書いてるので詳しくは述べませんが、考えが概ね同じ方向です。
気持ち、感情としても、前回首相だった頃の制度改革によって自分が病気になった時に結構助けられた部分があるので、応援したい気持ちがあります。
また、それが前回首相だった頃は政治に無関心だったので、後からその制度改革が安倍さんによるものだったと知ったので、余計そういう感情があります(笑)
病気は違えど新薬によって病状、生活が変わったという点は境遇が自分と似てるので、頑張って欲しいです。



とてつもない日本 (新潮新書)

とてつもない日本 (新潮新書)

衆院選>自公で320議席超 民主は壊滅的敗北


毎日新聞 12月17日(月)2時23分配信


 第46回衆院選は16日、投開票され、自民党が単独で衆院(定数480)の過半数(241議席)を大きく上回り、政権奪還を果たした。連立を組む方針の公明党と合わせて、参院で否決された法案の再可決が可能な3分の2にあたる320議席を超えた。民主党は公示前(230議席)の4分の1程度にとどまる壊滅的敗北を喫し、3年3カ月で政権の座を譲ることになった。野田佳彦首相は同日夜の記者会見で民主党代表の辞任を表明した。第三極勢力では日本維新の会が第3党になった。首相指名選挙を行う特別国会は26日にも召集され、自民党安倍晋三総裁を首相に選出し、自公連立政権が発足する。【高塚保】


 安倍氏は06年9月に首相に就任したが、体調不良などで1年で辞任。首相に再登板するのは戦後では吉田茂元首相以来となる。


 自民党は選挙戦で、金融緩和や財政出動によるデフレ脱却など経済対策をアピール。前回衆院選では政権交代の逆風が吹く中、都市部に加え地盤の地方でも多くの議席を失ったが、青森、秋田、群馬、新潟、滋賀、徳島、長崎、大分など19県で議席を独占した。公明党は前回、小選挙区で立候補した8人全員が落選したが、今回は9人全員が当選した。


 自民党はすべての常任委員長ポストを独占したうえで委員の過半数を確保できる絶対安定多数(269議席)を超えた。参院では自公両党が過半数を割る「ねじれ」状態が続くが、衆院での再可決が可能になり、国会運営を優位に進められることになった。


 民主党は高校無償化などの実績を訴え比較第1党を目指したが、60議席に届かない可能性がある。米軍普天間飛行場沖縄県宜野湾市)移設問題での混乱やマニフェスト不信、消費増税をめぐる党分裂などに国民の批判が集中。北海道、中国、九州ブロックの小選挙区で全滅、小選挙区の空白は29道府県に上った。比例代表では維新を下回り、第3党に転落した。


 大物議員では、菅直人前首相が小選挙区で敗北、仙谷由人平野博文の両元官房長官が落選した。現職閣僚では、藤村修官房長官城島光力財務相田中真紀子文部科学相樽床伸二総務相三井辨雄厚生労働相小平忠正国家公安委員長中塚一宏金融担当相、下地幹郎郵政担当相(国民新党)の8人が落選。現職官房長官の落選は初めて。現職閣僚の落選は現憲法下で最も多かった1976年と83年の3人を上回った。


 首相は記者会見で、「厳しい敗北に至った最大の責任は党代表の私にある。結果を重く受け止め、民主党代表を辞任する」と表明、民主党両院議員総会国会議員の投票による代表選を特別国会開会前に行う。新執行部は来夏の参院選に向け党勢の立て直しを迫られるが、再建は苦難の道のりになりそうだ。


 第三極では、既成政党や中央官僚を攻撃した維新が大阪の小選挙区比例代表で健闘し第3党に食い込んだ。みんなの党は公示前勢力の8議席から倍増する勢い。


 卒原発や消費増税凍結を訴えた日本未来の党は、公示前勢力の62議席から1ケタに激減する見通しだ。