日本国債格下げ
まぁ菅首相の発言は本音なんでしょうけど(笑)
これが増税の催促だと捉える与謝野氏もどうかと…。
そして相変わらずマスコミは国民1人あたりの借金が783万円と大嘘こいてるし。
またドル刷りまくって踏ん張ってるような国の会社に格下げというのも気分悪い(笑)
財政再建を行うにも、まずは景気浮揚でしょう。
よく国債発行で非難されたりしますが、逆に国債を刷らなければならないと思うのです。
そして増税はもってのほか。
基本から外れたことをやってると思います。
逆に近年、経済の基本通りに行なった政権が麻生政権です。
国民がこき下ろしてしまいましたが…。。
国の経済(マクロ経済)は家計や会社(ミクロ経済)と違った概念です。
普通、家計や会社では景気が悪くなれば節約など積極的に行い、財布の紐を堅くします。
しかし国家の場合は財布の紐を緩めなければなりません。(財政出動)
というのが基本的な考え方だと思いますが、これを国民を騙そうとするのは増税の理由でも作りたいからなんでしょうか。
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訂正:首相の「疎い」発言に市場冷ややか、国債格下げで気迷いも
ロイター 1月27日(木)19時28分配信
[東京 27日 ロイター] 「やはり来たか」。米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)による日本国債格下げは、昨年末から市場でにわかに取りざたされ、「疎かったのは菅直人首相だけでは」(邦銀)と冷ややかだ。しかし、今後の長期金利の推移には、不透明感が漂う。
S&Pが格下げ対象にした日本の長期国債格付け。従来の「AA」から「AAマイナス」に1段階引き下げられたが、機械的に投資対象から外されるダブルA格ラインは死守した。
国債相場への悪影響について、専門家は一様に限定的と読む。BNPパリバ証券東京支店の島本幸治・投資調査本部長は「日本の財政規律に対して警鐘を鳴らしたが、長期金利が跳ね上がることはないだろう」と予想する。
日本国債をめぐっては、ムーディーズ・インベスターズ・サービスが2002年にシングルA格に引き下げたが(訂正)、長期金利はむしろ低下基調をたどった。みずほ証券の高田創チーフストラテジストは「S&Pは、財政状況の悪化を格下げ理由にしており、PIIGSで問題となっている経常収支の赤字とは趣が異なる。これで、長期金利が上昇基調に入るかどうかは懐疑的だ」と話す。
初めて聞いた。そういう話には疎いので、ちょっと(質問は)またあらためてにさせてほしい――。27日夕、日本国債の格下げについて、記者団に問われた菅直人首相の発言をめぐり、大手銀行で市場部門を担当する関係者からは、こんな声が漏れた。「寝耳に水だったのは菅首相だけ。昨年末にうわさが出た段階でプライスイン(織り込み)されており、記者団に『今、初めて聞いた』と答えてしまう首相の見識は、にわかに信じ難い」。
外資系金融機関の債券ディーラーは「新手の(為替)口先介入であって欲しい」と困惑する。
とはいえ気迷いはある。キャッシュ(現物国債)の9割超を国内投資家が保有する状況だが、国債先物や金利スワップを巧みに組み合わせた売り仕掛けが、長期金利を押し上げかねない。海外の年金基金がどう動くかも、実際には読み切れない。
「アセットマネジメントの一環として、日本国債を売却する一方、トレジャリー(米国債)やブンズ(独国債)を購入する動きが強まれば、無傷ではいられない」(前出の外資系金融機関)との声もある。
(ロイター・ニュース 山口貴也;編集:伊賀大記)
*訂正:4段落目の「日本国債は2002年にはシングルA格に引き下げられた」との記述を「日本国債をめぐっては、ムーディーズ・インベスターズ・サービスが2002年にシングルA格に引き下げた」に訂正します。